メロディ今月号にて、「しゃべれどもしゃべれども」を読みました。面白かったです。 原作・佐藤多佳子、作画・勝田文。映画化決定。若手の噺家さんのところに、喋るのが苦手な人たちが弟子入りしてくるという話。恋愛も絡んでるけど、ほのぼの感じで、絵も味があって良かったです。 佐藤さんは、以前「サマータイム」を読みましたが、ピンとこず、遠ざかってました。でも、これは良かったです。原作も読んでみたい。落語を見てみたくなった。
「風車祭(カジマヤー)」栗原まもる(原作・池上永一)。 前に、なつのさんから聞いた小説の、漫画版を見かけたので、買ってみました。一巻の表紙が綺麗。沖縄の、魂が肉体が抜け出るという風俗を題材にした話。97歳のおばあちゃんが、性格悪くてパワフルで面白いです(笑)。表情豊かな絵も好き。果たして武志のマブイ(魂)は戻ってくるのか…不思議な話ですね。ピシャーマ(美女の幽霊)は、可愛いけど、何気に無理難題を押しつけてくる、魔性の女やな。睦子ちゃんの素直じゃない片思いぶりは可愛いです。
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