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やすみ日記
梅子
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2006年07月21日(金)
「恋について」木原音瀬

木原音瀬「恋について」を読みました。
しっとり系で、なかなか面白かったです。年下受で不器用な者同士のすれ違いを描いていて「プレイス」に印象が似てる。が、話が淡々としていて、これといった盛り上がりがないのが残念。せっかくあそこまで引っ張ったのに、肝心のシーンをとばすなんて(><; 
朝霞の、ブライダルコーディネーターという仕事に対する情熱は好きです。自分から動こうとしない後輩君の指導に悩み、同姓カップルの結婚式に戸惑うなど、仕事内容が面白かった。が、恋愛部分は歯がゆすぎ。「なんでもっと話し合わんのじゃー!」とはり倒したくなります。笹川さん、最悪ですよその行動。朝霞、ちゃんと理由話してフォローせんと。
高円寺くんが朝霞に惚れたりしたら面白い展開になったのにねぇ。二人とも、相手を好きだという割に、自分一人でぐるぐるして、相手に気持ちをぶつけないのが、いらいらしました。ラブが足りん!
後輩君の誤解等、美味しいネタはあるのに、それが本筋に絡んでない気がしました。笹川さんが「恋について」では、大人しいながらも聞き上手で、魅力的な人物であったのに、「恋について2」では、それが裏目に出ちゃってたのが残念ですね。