風紋

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2005年06月18日(土) 西の空と思い出

久しぶりに日暮れ時の西の空をじっくりと眺めた。単にたまたまその時に西側を向いて進んでいたということもあるのだけれど。

あぁ、美しいなと思った(「美しい」以外に語彙のないのが情けないけれど)。

今まで知り合った人に、空や風や、日常の小さい自然を大切に見ていた人がいたことを思い出した。思い出して、ふと、どうしているかなぁと思い、色々なことを思い出して、涙が出そうになった。

ここのところ、時々、つらさや迷いを感じることがあって、考え込んで、今まで私の身の上に起きたことを全部忘れてしまえたらどんなに楽だろうと思ったこともあった。それはとても投げやりな考え方だとか、逃避だとかいうことはわかっていたけれど。

けれど、今日、夕暮れ時の西の空を見て、色々なことを思い出して、それは確かに、いまこの時は、思い出せるものであって良かったと思うものだった。

「思い出」「忘れること」についてさらに書くのは、いまは少しできない気がするので、このあたりで。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)