風紋 もくじ / この前
今日、「今日は少しいい日だったな、少しすてきな日だったな」としみじみ思った。ひとつひとつは小さいことだけれど、以下差し支えのない範囲で少しずつ記述。 ついでに、バスに乗っていた時のこと。 人も大勢、車も大勢の交差点に差し掛かった時、ふと窓から外を見たら、横断歩道と車道のぎりぎりの場所に風船が地面近くでふわふわとしているのに気がついた。キャンペーンか何かで配った風船だろうか。かろうじて横断歩道の方に近いところでゆらゆらと揺れていたものの、ふとした拍子に車道にふっと飛んでいっても不思議のない感じに見えた。 あぁ、と思った。できるなら、風船をもう少し安全なところに移動したいと思ったものの、私はバスに乗っていたのでどうにもならず、しかし、歩行者であったとしても風船を持って移動する度胸(度胸というのだろうか、これは…度胸に近い気持ち)があったかどうかは自信がなく、そんな私自身が歯痒かった。 結局私が見届けた限りでは、踏まれることもなく拾われることもなく、ふわふわと地面近くを漂っていたのだけれど、あれからどうなったのだろう。気になる。 割れてしまうのを見るのが私にとってはつらい、と、ただそれだけだったのかもしれない、と、風船のことが気になった自分自身は何者なんだろう…とも思った。 最近買った本(のうちの一部)。 「神戸在住」(1巻〜7巻)(木村紺、アフタヌーンKC、講談社、詳細(amazon,7巻のもの))。 「夏の庭―The Friends」(湯本香樹実 :著、1994年、新潮文庫、詳細)。 「ポプラの秋」(湯本香樹実 :著、1997年、新潮文庫、詳細)。 「訪ねてみよう戦争を学ぶミュージアム/メモリアル」(〈記憶と表現〉研究会:著、2005年、岩波ジュニア新書、詳細)。 なかなか、いまは、「これ」という感想をうまく言葉にすることができず、「こういう本を読みました」というだけの記述にとどまってしまう。いつか何か書けるかもしれない。そういう本を挙げた。 数日中に向日葵の写真を撮ろうかな。
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