風紋

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2004年11月10日(水) 泣けた。

「風向計」とほぼ同一内容になるけれど。

ここしばらくずっと落ち込んでいて、もうわけがわからないくらい落ち込んでいた。助けてほしいのに助けてもらう方法もわからずに「助けて」と口に出す気力も持てずにいた。泣きたいのに泣き方もわからずにいた。そんな私を私は悲しすぎると思った。ちなみに過去形で書いているけれど、脱出しきったわけではないので、これは現在形でもある。

でも、今日、泣けた。泣こうと思っていなかったのに、話をしているうちに自然に泣けた。

泣かせてくれて、“あぁ、やられたなぁ…。ここで泣かすか私を…”とちょっと心地よい敗北感を感じると同時に、やっぱり素直に泣けてよかったと思った。嬉しかった。同時に覚悟もした。ここまできたんだから、これからが勝負だよと。でも、それは気合いを入れて頑張ろうというのでなく、自然に背筋がすっとのびるような。

考えなければいけないことがたくさんある。どうすればいいのかわからなくて迷う。正念場だと思う。でも、きっと明日を泣きながら笑顔で迎えられると思った。

悲しすぎても、それはそれでね、生きていけるんだよ。


書くべきこと、書かなければならないこと、書きたいことがたくさんあるけれど、ひとまずこのあたりで。

これはまた後日に書くことになるかと思うけれど、私は「眼」でありたいと思う。比喩的な意味でよく見てよく聴いて、触れて、嗅いで。感覚器官をベストの状態に保つためにも、休む必要があるから。

自分自身を大切に。周りの人のことも大切に。それを実際にしていくこと。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)