風紋
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| 2004年02月28日(土) |
読んだ本:「つきのふね」「悲しいくらい好きだった」 |
最近読んだ本の中で、心に残った本。
(1)「つきのふね」(森 絵都著、講談社、1998年)(詳細)
特に森絵都さんの作品にはまったというわけでもないのだけれど、何となくとっつきやすそうな気がして、「永遠の出口」、「カラフル」、「つきのふね」、「リズム」、「ゴールド・フィッシュ」の順で読んでみたが、私は「つきのふね」が一番心に残った(今のところ)。読み終わった後、私に何かを残してくれたような気がした…と言ってもよい。その「何か」が何なのかわからないけれど、その「何か」があれば、私はきっと進んでいけると思う。
心に残った文章を1つ2つ引用しようとしたが、1つ2つでは済まないことに気がついたので、省略します。
(2)「悲しいくらい好きだった」(薫くみこ:作、のぞえ咲:絵、ポプラ社、1996年)(詳細)
表紙の絵がおどろおどろしい感じがするけれど、どうかそんな理由で引かないで下さい…という本。むしろこの表紙の絵に、この物語のすべてがあるような気がするので。
ある意味、本当に「悲しい」物語。でもその悲しさがどこかにつながっていくと思いたい。それから「話すこと」「話せないこと」「『話せない』ということに込められた思い」などについても考えさせられた。
○ 少しずつ春の気配が感じられるようになって、朝と夕方の空も私の好きな感じになってきて、この場所にも何か書けるようになるかなと思う今日この頃。しかし体調不良の日が多くて、今日と昨日も「昨日夜に帰ってきてから何とか夕食を食べて倒れ込むように横になったが眠れない。横になっているのがつらい。しかし起き上がっているのもだるい=どうしていいかわからない」という感じだったので、もうしばらくはこんなペースで進むと思います。
(2004/02/28、17:30記)
○ 追記
結局、今日は外出の予定を2つキャンセルして、基本的には横になっていて、時々起き上がったりしていた(だるくて起き上がれなかった…)。20:00頃に何とか食器洗いができるくらいまでには回復。でも基本的に不調なので、早めに休みます。
(2004/02/28、23:00記)
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