風紋

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2004年01月01日(木) 年明け、など。

昨年の今頃も似たようなことを書いていたような気がするけれど。

“いつもと同じようで、少しだけ違う日々”が続いており、朝になれば太陽が昇り夜になれば太陽が沈んで暗くなり夜空に星が見えるというのも変わらないはずなのに、“昨日”には2003年、“今日”には2004年と名前がつくだけで何かが変わるように思うのを、不思議なことと思う。

そして、年が明けたからと言って「おめでとうございます」という気持ちになれない人も多くいらっしゃるのだろうと思うと、「あけましておめでとうございます」とここに書いてよいのかどうかよくわからない。

しかし、年が明けることは何かの区切りであるとともに、過ぎ行く年を振り返って新しい年を迎え、今日という日を生きることができることは、幸せなことだと私は思う。…私は、だけれど。


区切りとして、近所の小さい神社まで初詣に行ってきた。何を祈ったか私自身にもよくわかっていないのだが、よろしくお願いしますと祈った(だから何を「よろしく」なのだろう…)。


昨日の日記に書いた今年の目標を再び書き、少し付け加える(どちらかというと私自身のために)。

まず、1日1日を大切に過ごすこと。今は二度と戻らないということを心に刻むこと。別に、一分一秒に追われるような生活を送ろうということではない。動けない時も、休みたい時も、「動けないこと」「休むこと」「ぼーっとすること」を、堪能しようと思う。仕事をしないといけないのに休みたい時や、休まざるを得ない状況になった時はあせるけれど、それも1つの過ごし方なのかもしれない。でも、できる時にできることは頑張る。

それから、怖がらずに、いろいろな人やものと出会っていくこと。いっぱい恥をかくこと。おもてに出せないこともあるけれど、できるだけの精一杯の私で出会っていくこと。そして、出会った人やものと精一杯に向き合うこと。全身を使って。

それから、整理して考えること。1つ1つを整理して考える。乗り切った時は、とりあえずほっとしよう。乗り切れなかった時は、時期が来るのを待つ。

それから、あせらずに待つことを覚えること。いずれその時が来るのかもしれないし、来ないかもしれないけれど。

…欲張りすぎたかな(でも1つ1つが相互に絡み合っている気もする)。来年の今頃にこの記述を読んだら、私自身が恥ずかしくなって大笑いして穴があったら入りたい気持ちになっているかもしれない(穴がなかったら掘ってでも入っているかもしれない)。でも、今はこのように生きていこうと思っている。


夜は、炬燵に入って、テレビで「トリビアの泉スペシャル」を見ていた。このように有名になるまではよく知らなかったのだけれど、何となく好きだ。へぇ…。

注:実は有名になってからもしばらく知らなかった。細かいルール(1人の「持ちへぇ」が「20へぇ」であること(?)など)は全くわかっていなかった。


本年もどうぞよろしくお願い致します。良い1年でありますように。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)