風紋
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| 2003年11月04日(火) |
(タイトルのつけられない日) |
すこーん、と抜けるような青空の日。
落ち葉が舞い散る季節になったことに、今日はじめて気がついた。
帰りがけ、所用で、とある場所に寄った。そこに行ってみて初めて、その付近の場所が自分にとって大切な思い出を含む場所であることに気がついた。実際に行くまでは、そんなこと思い出しもしなかった。
寄り道をして、とある施設の前に立ってみた。白いブラウス・黒いロングスカートのステージ衣装を身につけた彼女が、この階段を笑顔で降りてきたときのことを思い出した。
そのままそのあたりをふらふらと、迷いながら(迷うことを半ば楽しみながら)歩いた。
○ 公用で、不安材料がぽつぽつと降りかかりつつある。ざわざわとした不安の感じ。よく考えるといつも不安だらけのような気もする。いつまでも逃げていられないのだけれど。
○ BGM:「地上の星」(作詞・作曲・歌:中島みゆき/編曲:瀬尾一三)
久しぶりに聴いた。
「名立たるもの」や「輝くもの」ばかりが素晴らしいとは必ずしも言えないのかもしれない、と、思った。「名立たるもの」でないものにも輝きはあるのではないか、とも。
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