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風紋 もくじ / この前 / この後
他部局の図書館に行くために、久しぶりの道を通った。一時期はこの道をかなり頻繁に通っていたこともあるのだけれど、ここ数年は歩いては通ったことがなかったし、あまり風景を見ることもなかった。 嬉しいできごとがいくつかある。とても喜ぶ。わぁい! 一方で、まだ連休明けの初日だというのに、帰ってきてからどっと疲労が出て、しばらくうとうととしてしまう。だめだよ…。で、起きてから何だか頭が重いような感じがする。 うたた寝は風邪をひくきっかけにもなってしまいます。みなさまあたたかくして、きちんとお休みください。 あぁ、この頭痛のような感じが風邪の前触れではなくて、単なる気のせいか、睡眠不足によるものであったらいいのに。そうでありますように(睡眠不足は、それはそれで困ってはいるのだけれど…)。風邪の前触れだったらどうしよう、と不安になる。 「休んでいれば、きっと治るよ」と誰かに言ってほしいような気持ち。やや弱気。 本当に大切なことは、誰にも言えないし、ここにも書けないような気がする。かと言って、ここに書いていることはいい加減なのか?大切ではないのか?と問われると、絶対に絶対にそんなことはない。ここに書いていることは、迷って迷ってしながらも、私が大切に思っていることだ(たとえそれが「コンタクトレンズをはめたままであるのを忘れて、思いっきり眼をこすりながら顔を洗ってしまった」とかいうことでも)。 大切なことの中には、言葉にできるものもあるし、できないこともある。人に話せることもあるし、話せないこともある。どちらでもいいような気がする。 私が今まで経験してきたことの中には、忘れた方がいいこともあるのかなぁ…と、ふと思った。 しかし、「忘れた方がいい」と頭では思っていても、どうしても忘れられないことだってある。 逆に、覚えておいた方がいいだろうことを忘れてしまっていたり。 忘れられないことが悲しかったり苦しかったりもするけれど、まるごと抱え込んでいければいいな、と、私は私自身については、そう思う。
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