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昨日の月下美人の花の話の続き(詳しくはこちらの日記参照)。 BGM:男声合唱組曲「柳河風俗詩」(北原白秋作詩/多田武彦作曲) また(?)男声合唱曲。この組曲の4曲目(終曲)が「梅雨の晴れ間」というタイトルだったのを思い出して聴いてみたくなった…というただそれだけの理由で聴いた。「廻せ 廻せ 水ぐるま」という節が繰り返し繰り返し現れる。陽気で活気のあるメロディーが好きだ。 廻せ 廻せ 水ぐるま 梅雨の晴れ間の一日を せめて楽しく浮かれよと 廻り舞台も滑べるなり 水を汲み出せ その下の 葱の畑のたまり水 (「梅雨の晴れ間」より) 今日は、全身から力が抜けていくようなだるさがずっと抜けずに、ほぼ1日中寝ていた(こんな時間になってから回復してきたので、日記を書いているが…)。思い切って休めばいいのかもしれないけれど、気合いで何とかなるかもしれないとか、休んで回復する保証もないとか思うと休めない。でもこのままでは思うように仕事ができない。なぜ私はこんなにも何もできないのか…と思うと、悔しくて悲しくて不安になる。 いつ死んだとしても後悔のないように生きようと思った。いや…違うな。どうしてもある程度の後悔は残るだろうと思う。でも、…何と言葉にすればいいだろう…、できるだけその時その時を大切にして生きようと、それから、やってみようと思ったことは恥ずかしくてもできるだけやってみようと、そう思った。大きな病気を患っているとか、生命の危険のある仕事に携わっているというのではないのだけれど。 そんなことを書きながら、書かなければならない論文を放ったらかしにしている。今回は書けないかもしれない。何というか…書ける気がしないのだ。
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