風紋

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2003年06月21日(土) 幸せ / 練習に行った / 「メリー・ウィドウ セレクション」 / へなそうる /昨日のも

私は、時々は不幸せだと思うけれど、時々は幸せだと思う。だから幸せだ。何が幸せか、何が不幸せかはうまく説明できないけれど、この気持ちを幸せだと名付けてもいいかなという気持ちになることは時々はあるから。


楽団の練習に行った。演奏会後からずっと休みっぱなしだったから、ほぼ2ヶ月ぶり。かなり長い間休んでしまったので、少しどきどきしながら行った。私がいない間に、ぽつぽつとトラブルもあったり、コピー機が直ったり故障したりしていたらしいけれど、ほぼ前のままで、少し安心した(ただ、ちょうど行事と行事の切れ目で休んだので、楽譜を探すのが大変だった)。

さすがに2ヶ月全く練習していないと身体が思うように動かなくて、低音域はまだ良かったが中音域から高音域は音がどうしてもふらついてしまった感じがして、もどかしかった。あと、指もあまり上手に回らない。それでも、あぁ私は楽器を吹いているんだなぁ…と思うと、何とも言えず幸せだった。

最後の30分くらいだけだったが、合奏にも出た。私が以前から演奏してみたいなぁと思っていた曲を次の演奏会で演奏することになったらしく、今日はその曲の合奏もした。身体の使い方を忘れているので変なところに力が入って、最後は高音域の音が全く出なくなってしまった(←あまり良くない吹き方)のだけれど、楽しかった。

次の演奏会、のりたいなぁ。全曲でなくてもいいから。でも、どうだろうかと思うと自信がない。それでも今は、今できる範囲で楽しんでいければいいなと思う。同時に、いつ退団せざるを得ない状況になってもいいというくらいの覚悟をしておきたいとも思った。これが最後の合奏になってもいいというくらいの…覚悟というか緊張感というか。それは何に対しても言えるのかもしれない。考えたくなくもあるけれど。


BGM:「喜歌劇“メリー・ウィドウ”セレクション」(F.レハール作曲/鈴木英史編曲)
とにかく、めちゃめちゃ爽快な曲。「すがすがしい」とか「爽快」という言葉が似合う。最初のフレーズを聴いただけで何となく笑顔になる。個人的には最後のテンポが速くなるところが好きだ。最後で一気に花開くというか、解放された感じになる。どういう気分の時に聴いても大丈夫(?)な曲であると思う。

昔にピアノをやっていた時からの私の悪い趣味(?)なのかもしれないけれど、テンポが速い曲は、思いっきりテンポを速くした演奏の方が好きで、この曲も2種類の音源を持っているのだけれど、テンポの速い方が好きだったりする。ピアノをやっていた時は、丁寧さに欠けるとか雑だとかとよく注意を受けたものだけれど、今もそんなに変わっていない気がする。速くてもきっちり演奏できるのなら問題はないのだろうけれど、たぶん今でも速いフレーズだと、音符をすっ飛ばしたりだとか、指が滑って均等に動いていないとかということがありそうな気がする。


“へなそうる”は、こんな生き物(こちら


昨日の日付の日記を同時に更新したのだけれど、読んで欲しいような読んで欲しくないような微妙な気持ちでいる。この下の「この前」から飛べます。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)