風紋

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2003年05月05日(月) 冬の終わりと夏のはじまり / 連休の終わりにあたって

今日はゆっくりとしようと思い、冬服の洗濯をしたり、冬の布団や毛布を干したりしていた。春が来て欲しくないずっと冬のままでいい…と、1ヶ月ほど前にこの場でさんざ喚いた私だけれど、こうして少しずつ、冬に「ひとまずさようなら。また来年ね」と挨拶をしていたような気がする。でも夏服をまだ出していない。

麦茶を沸かした。コップに氷を入れて、薬缶から麦茶を注いだ時に、あぁ夏だという匂いがした。こうして少しずつ季節が移る。

そういえば、この家で迎える初めての夏だということに気がついた。昨年は、前の家で、この家で過ごす最後の夏だと思っていた記憶があるが。


このお休みは、思いっきり休んで、思いっきりへたれることができればいいと思っていたので、その他には敢えて目標は立てていなかった。実際、思う存分休み(昨日今日は昼間から寝っぱなしだったし)、思う存分へたれたので、まぁいいかとは思っている(もうちょっとへたれてもよかったのかも)。

しかし、明日から頑張りますとは書けないような気がしていて。むしろ少し(かなり?)ブルーな気分と同時に綱渡りをしているような気分で、大丈夫かな私は、と思っている。こんなことをここに書くのは良くないと思うのだけれど。

連休の終わりにあたって、何の決意も抱負も述べることができないのって、私は駄目だなと自分で思うのだけれど。それもそれでひとつのあり方なのかもしれないとは思う。

泣きながらでも生きてください、という言葉をどこかで見かけた(私に直接言われた言葉ではない)。心に残った。泣きながらでも生きていていいんだな、生きていけるかなと思った。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)