風紋

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2003年02月12日(水) 歩いている人を見て / 読みかけている本

情けない話だけれど、少し調子が悪い。どこがどう悪いわけでもなく、至って元気なのだけれど。歩いていても、その場に座り込みたくなるところを身体をずりずり引き摺って歩いているような気がする。

帰りしな、これはこのまま帰り続けられないという気が何となくしたので、そのへんのコーヒーショップに入ってブレンドコーヒーを飲んだ。たくさんの人が店の前の道を歩いているのをぼーっと見ていた。ちょうど人の多い時間帯。おじさん、おばさん、お兄さん、お姉さん。この人たちは、いったい何を考えながらこの道を歩いているのだろうかと思った。それは一人一人違うだろうけれど。


2月5日の日記に書いた『「聴く」ことの力−臨床哲学試論』(鷲田清一)を、偶然にも知り合いが持っていたので、今日貸してもらった。まだ最初の方と、あと興味のあるところをぱらぱらと見てみただけなのだけれど、1ページ目(というか目次の1ページ目が1ページなので、厳密には本文の9ページ)を読んだだけで、何だか涙が出そうになったので、これ最後まで読み通せるかなと思った。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)