 can't be alive without you. why don't I miss you
| 2002年06月18日(火) |
この物足りなさを4年間忘れないでいて。 |
そんな感想。私の日本16強。 いや、ごめん。今日の日記はサッカーです。
日本のサッカーというのは、この6年くらいの間にものすごい早さで世界への階段を駆け上がってきたと思うんだよね。今からほんの15年前なんて、ワールドユースU-20(16歳と20歳以下のサッカーの世界大会)で、日本はアジア予選すら勝ち上がることが出来なかった。それが今の松田や中田達のU-20で、初めての世界大会8強に残って、次の宮本や戸田のU-20も世界大会8強、その次の稲本や小野の時は世界大会でスペインに破れての準優勝。そしてジョホールバルでフル代表は初のワールドカップへの切符を手にしてそこでは1勝も出来ずに終わってさ。その4年後の自国開催となるこの大会でグループリーグ1位抜けでの16強入り。 そして今日、その夢は16という数字で散ってしまったわけですが。
本当はずっと怖かった。 このままものすごいスピードで、どんどん加速していくのが。 楽しみだけど、怖い、という気持ちが強かった。 「このまま燃え尽きてしまったらどうしよう」 そんなことばかり考えてた。
だからまぁどこか物足りないまま、ここで終わってしまったことが、プラスに繋がるような気もしてる。号泣してる市川を見ながら、今日仙台で代表の浴びた冷たい雨が、絶対に次の花を咲かせる恵みの雨になるんだと。
お疲れ様。あなた達は、日本のサッカーの歴史をひとつもふたつも前に進めたよ。 でも本当にこの物足りなさを、これからの4年間忘れないでいて。 そしてそれを4年後のドイツの街で、次の扉を開く力に変えてください。
|