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| 2003年04月16日(水) |
スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする〔※三回目〕 三回目かよオイ |
というわけで三度目です。(→一度目感想、→二度目感想) もう…もう見苦しい言い訳は致しますまい…。ハマっちゃったんだよこの映画に!惚れてるんだよレイフ・ファインズに!悪いか!笑いたい奴は笑え!あはははは!
いよいよ今週で終わりということで、居ても立ってもいられず映画館に駆けつけてしまいました。ガラガラだろうと予期していたらそれなりに人が入っていたのでちょっと驚いちゃったよ。なんだいなんだい、みんな結構気にしてるんじゃんかー。
例によって以下ネタバレ感想。ですので未見の方は下の■■■までずずっと飛ばしてくださいませ。今回はサラッと行きます。
※ ↓ここからネタバレ
◇ オープニングはほんと独特だなー。薄気味悪いのにアーティスティックな美しさがある。あの歌も含めて。クレジットの書体もよく見ると何気に凝ってるし、それに本編に移る直前の壁紙のインパクトときたら。どこであんなの探してきたんだ。 ◇ 列車から降りてきたレイフを見た瞬間反射的に「リス!」とか思ってしまい必死で笑いをこらえる。もう必死。 ◇ あっそういえば歌ってるじゃんレイフ(笑)!(<「きよしこの夜」)。口ずさんでる程度だから×××がバレなくてよかったね!〔※以上詳細はkaiさんのレイフ・ファインズ情報をご参照下さい〕 ◇ ミランダ・リチャードソンの演技は、わかって見ててもスゴイ。今更だけど感服。声から喋り方から仕草からまったく違う。 ◇ 子供スパイダーを演じたブラッドリー君も上手いなあ。頭のてっぺんの髪の毛がいつも微妙にクシャッとなってて可愛い。あと畑で耳をふさいでしゃがみこんでる姿が可愛い。 ◇ …って、三度目にしてやっとレイフ・ファインズ以外の役者に目を向ける余裕ができたのか、私。レイフにうつつを抜かすにも程があります。 ◇ 畑でヌード写真がイヴォンヌに変わるシーン、注意深く見てると、直前にスパイダー以外の二人が「女なんてみんな一緒さ」という会話をしてるのね。この台詞の後でスパイダーが手で隠すと、写真がイヴォンヌに変わるんです。さらに言うと、ウィルキンソン夫人がイヴォンヌに見えてくるのもこのシーン挿入の後から。女は全て同じ→ウィルキンソン夫人もイヴォンヌだ→どうしよう、大変だ、始末しなきゃ、…と考えると以後のスパイダーの行動の説明かつくかもしれません。 ◇ 終盤。ハンマー片手に寝室に忍び込んだスパイダーに気付くとウィルキンソン夫人は「何をしたの?!」と言う。変じゃない?こういう場合普通は「何してるの?」でしょ? でも“ホワット・ハヴ・ユー・ダン”って確かに言ってた。つまりこれは、直前にスパイダーが思い出してた母親殺しの記憶を受けての台詞なんだよね(多分)。この前触れたパズルの件も含めて、ウィルキンソン夫人の言動は色々意味深い。 ◇ 作品全体的に、体よくまとまってる感じ。電車に乗ってやって来てお話が始まり、車で帰ってゆくシーンで終わるという物語的構造は原作者(=小説家)の脚本ならではで、今作が「クローネンバーグ作品にしてはソフト」という印象を与える要因には、(グロい描写が全くないという視覚的演出だけではなく)こうした目に見えない形式的なまとまりも関係していると思う。クローネンバーグが書いた話だと、もっと唐突で突き放すような仕上がりだったんじゃないかな。
■■■ 以上ネタバレ終わり ■■■
全然サラッといきませんでした。すみません。てへ。
しかしアンタ、この映画に限ってものすごい入れ込みようだねえ!と思ってる方がいらっしゃるかもしれませんが、ええと、実は私、気に入った作品は結構リピートするタイプだったりします。今までいちいち報告してなかっただけなんですよ。よっぽど暇なんだなこの人とか思われそうだし(いや実際暇なんですが)。 「レッド・ドラゴン」を二度観たことは先日言いましたけど、それ以外にも例えば、最近だと「ヘヴン」も短期間に二度観ました。それから「スパイダーマン」も二度、「クライム&ダイヤモンド」も二番館落ちしてきてからもう一回観ました。あ、「オーシャンズ11」に至っては三回観てます。それから「陽だまりのグラウンド」も三回…もう、馬鹿です、ここまで来ると。
****** スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 【SPIDER】
2002年 カナダ・フランス・イギリス / 日本公開:2003年 監督:デヴィッド・クローネンバーグ 出演:レイフ・ファインズ、ミランダ・リチャードソン ガブリエル・バーン、ブラッドリー・ホール (劇場鑑賞)
実を申しますとわたくしベン・アフレックさんがちょっとあんまり得意ではなかったりするのでこの映画どうしようかな〜と微妙に躊躇していたのですが、でもコリン・ファレルを見たいという欲望がアフレックさんを避けたい気持ちを上回りました。だってこの子(この子呼ばわり)なんか可愛い。ポストブラピとか言われてたけど既にそこから離れた独自の魅力があると思うの絶対。っつーことで今回アタシの目的はコリン君☆だから!、と高らかに宣言したところ「ほんっとに、おすぎと似てるよね」とすかさず友人の指摘が入りました。何やらおすぎも先日テレビでコリン・ファレルについて熱く語ってたそうで……うむ、やはりそうであったか…おすぎ、我が同志よ。いや、むしろライバル?
そんなおすぎと私の心を捉えてやまないコリン君、良かったです!実に良かった!(笑) 「マイノリティ・リポート」でのかわゆいエリートメガネちゃん(サスペンダー着用)役も記憶に新しいところですが、本作では強面スキンヘッドの悪役。役名:ブルズア〜イ 特技:手裏剣。いや、ほんとだってば! 手裏剣投げる投げる。それで手当たり次第投げて投げて殺しまくってたくせに、手裏剣の予備がなくなっちゃったとたん突然半泣き。かわいい。でも投げるものが出来たらまた嬉々として復活。えらい単純です。かわいい。あと、あれだけインパクトのある出で立ちをしてながら「俺もコスチュームが欲しい」って!(爆笑) ちょっと、作ってあげてよ誰か! ていうかそのままでもデアデビルよりよっぽどイケてると思うけど。 いやあ、期待を裏切りませんでしたコリン・ファレル。何というか、馬鹿馬鹿しい役に全力投球なとこがグー! バッチグー! お姉さんはキミが好きだ!
まあ映画としては、こう、どことなく少々散漫な気が…どうせマンガちっくにするならもっと弾けてもよかったんじゃないかなあ、と思いました。水の中で寝るんじゃ寝返りうつのも命がけだなあ、とか、デアデビルのマスクの額に付いてるあの微妙な大きさの突起物は一体何?何なの?ツノ?触覚?とか本筋とは無関係などうでもいいことが気になって仕方なかったです。アメコミ原作ということで、ちょっとスパイダーマンとかぶる感じもありました。暗い過去とか、あとビルの谷間を飛び回るし、…って、これからマンハッタンはデアデビルがいるわスパイダーマンもいるわでなかなか大変じゃないかしら。テリトリー的に。ヘルズキッチンはデアデビル、ソーホーはスパイダーマンとか分担したりして。あーでも二人ともびゅんびゅん空飛び回るから地区で割るより曜日別シフト制にした方がいいかもしれないですね。月水金はデアデビル、火木土はスパイダーマンとか。(何の話だ。)
あ、それから、蛇足ながら。コリン君ファンは最後まで席を立ってはいけません。たいしたことないけどね。
****** デアデビル 【DAREDEVIL】
2003年 アメリカ / 日本公開:2003年 監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン 出演:ベン・アフレック、ジェニファー・ガーナー、 コリン・ファレル、マイケル・クラーク・ダンカン (劇場鑑賞)
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