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2002年04月26日(金) 陽だまりのグラウンド

さて公開がはじまりまして、例によってキアヌ・リーブスが酷評されてるのをちらほら耳にするたび期待に胸ふくらませておりました。しつこいようですが、私キアヌの大ファンでありながら何故か彼(の演技)が酷評されるほどにぐんぐん愛しさが増す体質なので(体質なのかそれ)、下手だとかダメだとか言われるともう見たくて見たくてたまらない(嬉)。酷評プリーズ。えっ変ですか。まあ変でしょうね。ごく普通の正しいファンの方すみません。屈折してますがほんとに好きなので許してください。
本来ならばもう少しこの被虐的恍惚感陶酔プレイ(…)をこっそり続けて歪んだ愛情をさらに高めてから観に行くつもりだったのですが、呑気に構えてるとあっという間に終わっちゃうよハハンと友人に嘲り半分に脅されたので取り急ぎ映画館に駆けつけました。一人で。奴め脅したくせに一緒に行ってはくれなかったんですよ。「キアヌの映画なんかビデオで十分。どうせDVD買うんでしょ?そしたら貸して」などと抜かしやがって(確かに買うと思うけど)。別の映画好きの友人も誘ってみたのですが、「ああアレ、この前旅行から帰ってくる時飛行機の中でやってたけどあまりにも興味なくて始まって5分くらいで寝ちゃったよ」と断られました。何なんですかアナタ方。失敬な。わかったよ、もう結構! キアヌには私一人で会いに行くから! と、そんな経緯。つーか、いい歳こいて「会いに行く」とか言ってる時点で相当イタイ女ですか私? テヘ☆




はい。



いいかげんに本題。



ギャンブル漬けの荒んだ生活をしている主人公が少年野球チームのコーチに就き、子供達とふれあうことで立ち直っていくお話。もっとライトな感じかと想像してたら意外とシリアスでした。
チームの少年達がみんな健気でとても可愛らしい。彼等は低所得者住宅地区で非常に危険な暮らしをしていて、野球がすごく楽しみなんです。キアヌ演じるコナーという男は最初本当にダメ人間なんですが、子供達と接するうちに変わっていく。彼の方が子供達からいろんなことを教えられていくわけです。

前半部分は、キアヌ左利きだけど右打ちしてるなあとか、ああまた微妙に歌ったり踊ったりしてるよーお願いだからそれ以上エスカレートしないでー!とか、役作りでダフ屋の真似事までしたって噂流れてたけどその割にダフ屋のシーンてこれだけ?! とか余計なこと考えながら観てたんですが、ラストはほぼ物語に集中して観てしまいました。終盤の構成、というか、見せ方はなかなか凝っていたと思います。
でもできればもう少しコナーの設定や心理面を追究してほしかったような気もするんですが。一応葛藤はしてたけど、変わり身がやや唐突だったような。単に私が前半余計なこと考えてたからそう感じただけかもしれませんが。

ラストでは会場でも結構泣いてる人がいました。ちょっと安心(<母心)。 やったねキアヌ! 貴方の演技がジャパニーズレディー達の感動の涙を誘ってるわよ! 私は泣けなかったけどね。テヘ☆ 
(キアヌではなく子供達の演技力が涙を誘ったんじゃないの、というツッコミはどうぞそのまま胸に秘めておいて下さい)


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あーあ。これで「マトリックス2」まで新作はおあずけです。つまんない。撮影遅れ気味と聞いたような気がしますが大丈夫かなー。



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陽だまりのグラウンド 【HARDBALL】

2001年アメリカ / 日本公開:2002年
監督:ブライアン・ロビンス
出演:キアヌ・リーブス、ダイアン・レイン
(劇場鑑賞)


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