■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
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2003年04月09日(水) スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする〔※二回目〕(&その他雑記)

えーと、二度目の「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」。わたくしも行って参りました。で、感想思いつくまま箇条書きです。ちなみに一度目の感想は→コチラ。以下ネタバレ大放出なので未見の方は下の■■■まで飛ばして下さい。あと感想というよりほとんどレイフ・ファインズ鑑賞録の様相を呈しておりますが、何卒ご容赦下さいませ。すんません、マジ惚れてるんスよ。てへ。


■↓ここからネタバレ感想


◇ まず序盤、期待のレイフたん入浴シーンで思わず頬が緩む(もはや処置なし)。横にいる友人に気付かれないようにするのが大変大変。こんな奴いないよな普通。この映画観ながらニヤニヤしてる東洋人がいると知ったらクローネンバーグもびっくりだよ。絶対どうかしてる。目を覚ませ、私。そんなにレイフが好きか。(好きだ)
◇ 畑の三人組シーンのレイフもいい!穏やかな表情しててso good。(それと最初見た時も思ったけどこの畑のシーン、原作読んでないと意味不明かもしれない。)
◇ あと最初の方の、子供スパイダーがパブで父を呼ぶ時のレイフも好きだ。ちょっと視線を泳がせて「Dad…」って何度か呟く時。この人憂い顔が似合うと思う。端正だし。なのに時折急に甘えた子供顔になるんだよな。いい歳してよ。たまんねぇな。どこまでも美味しい男だぜチクショウ。
◇ 今回は大きい劇場で観たため音響がしっかりしていて、途中の病院のシーンで、ガラスを割って騒ぎを起こす人の叫び声に本気で驚いて全身ビクッと震わせた挙げ句、咄嗟に後ろを振り返ってしまった。は、恥ずかしい…観るの二回目なのに…。
◇ そういえば、病院にいた頃のシーンでもスパイダーはやっぱり重ね着をしていた。コットンのシャツを3枚くらい着てた。確かにそれでも、今回のレイフは華奢な印象ですね。「レッド・ドラゴン」の時のがっしり体型とは全然違う。すごいな。
◇ 前回の感想で私、パズルが「完成するのを怖れてる」みたいに書きましたが、それは飛躍しすぎだったかも。そういう要素がないとは言い切れないけど、このシーンでのスパイダーは、はっきりと「ピースが合わない、きちんとはまらない」ことに対して苛立ってました。つまり、記憶の断片が上手く繋がらないことに対する苛立ち。そしてここですかさずウィルキンソン夫人が「すぐに拾いなさい。一つ残らず拾いなさい」と指示したりして、なかなか意味深な演出だと思う。
◇ パンフレットでミランダ・リチャードソンが言ってる“スパイダー母のクリスチャンネーム”が気になるYO!後半父と子供スパイダーが語り合うシーンで母の名前がチラッと出たような気がするんだけど気のせいかな?

□ 「出血ジャガイモ」撮ってたんだ!やっぱり! いやあそれでこそクローネンバーグ。じゃあ鶏肉の中のネズミの死骸とか肋骨の中から黒いアザラシとかも撮ってたんじゃ(笑)。
□ ヌード写真は、手で隠した後イヴォンヌに変わってました。コレは確実。しっかり見ました。 
レイフ&別れた奥さんのエピソード、初めて知った時は私も笑いました。いかにも彼らしい。抱きしめたさ倍増。現パートナー様が思いっきり年上なところもさらに私のツボを深く深くえぐってやみません。子供顔+甘える眼差しは演技じゃなく、きっと素でありましょう。思う存分恋に生きてくれレイフ!
(>以上私信/笑)


■■■ ネタバレ終わり ■■■



こんな感じでした。短期間に二度も観てしまった後遺症として、オープニング(とエンディング)で流れるあの曲が、現在頭の中をぐるぐるぐるぐるぐるぐる…回って……ああ誰か止ーめーてー。うっかり気を抜くと電車の中とかで歌い出してしまいそうで要注意であります。


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ところで私も今回一緒に見た友人に、ねえねえ実は私近頃レイフ・ファインズがすっごい好きになっちゃってー!と持ちかけてみたところ、はぁ〜また始まったよコイツという眼差しで一瞥され、
「あーイングリッシュペイシェントの人でしょ。私あれ退屈で観てられない」「いや別にそんな昔の映画持ち出さなくてもさ、ついこないだ「レッド・ドラゴン」に出てたじゃん」「そうだけど、私の中ではイングリッシュペイシェントの人って感じだからもうそれだけでダメ」
何なんでしょうこの人は。てんで話になりません。


そして上映前。
友「ねえ「ハンテッド」(※ベニシオ・デル・トロ最新作)の予告やらないかなあ!やるといいなあ!(わくわく)」
私「さあねぇやらないんじゃない?(←どうでもいい) ていうかお正月に本編観たじゃん。今更予告見たいって意味不明」
友「……(怒)」

そのうち予告編上映がスタート。まずは「X−メン2」
私「ヒュー・ジャックマンいいよねーかっこいー」
友「…いや、この人何かが足りない。だめ。クセがなさすぎてつまんない」

続いてデンゼル・ワシントンの「アントワン・フィッシャー」
友「これ見たいなぁ。本まで買っちゃった」
私「…ふーん(興味なし)」

続いて「T3」
私「楽しみぃ!ファーロングが出ないのが唯一残念だけど」
友「私ターミネーターって合わないんだよね。何度見ようとしても途中で必ず寝ちゃう」


さらに「名探偵コナン」
私「面白そーう」
友「?!(信じられないという表情)」
私「馬鹿にしちゃダメだよ。コナン君面白いよ」
友「あのね、アニメなんか見てる暇あるなら「戦場のピアニスト」早く見なってば。見るべき」
私「いやあ戦争モノはどうも苦手でね」
友「そういえば「ボーリング・フォー〜」も見てないんでしょ。あれも見とくべきだよ絶対」
私「いやあドキュメンタリーはどうも苦手でね」

ことごとく趣味が合いません。なぜ私は日頃彼女と仲良く映画館に通ってるんだろう。謎。


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