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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2005年09月07日(水).......9月以降の浪人生活
夏休み中、結局夏期講習には参加しなかったジュンコ、9月5日からは2学期が始まった。予備校の授業料は年初に1年分支払っているので、夏期講習と違って2学期が始まったからと言って新たな出費は無い。
しかし、彼女はやっぱり予備校には行きたくない、浪人生のたくさんいる中で絵を描きたくないというのだ。(夏期講習に行かない理由の一つにお金がかかりすぎる、というのがちょっとはあったようだ)

予備校に関しては私が出資者なので、行かないなら行かないで、ジュンコには私に対して説明責任がある。そのため、8月後半から今までnoripといろいろ密談をしたらしく、9月5日以降の方針を私に伝えてきたのが5日。当日じゃん!ったく、いつもいつもぎりぎりにならないとやらないヤツ。まるで私みたい(笑)

それはさておき、気になる中身は・・・。

朝は8時に起きる。
予備校に行かないで家で描き、指導してもらえるかどうか担任のH先生と相談する。(今日(=5日)行きます)
油3日に1枚、素描2日に1枚描く。
定期的に予備校に行って先生の指導を受ける。
直前講習期間は予備校に行く。

大学に行きたいです。


この通り、5日には予備校に出向きH先生と相談し、無事にOKをもらい、では次回は20日にいらっしゃい、ということになったそうだ。予備校の授業料を支払ってしまっているから、こんなふうに生徒から相談されれば先生は受けざるを得ないのだろうが、それにしても実態は個人指導だ。断られる可能性だってあったわけで、それを快く受けてくださったH先生にはお礼を言わなければいけない。

それにしても、予備校で絵を描きたくない、というのがいまだに私にはよくわからない。5月ごろからからそんなことをジュンコから聞かされるたびに、あそこはお前のアトリエだ、サイズの大きいのを描くのは家では無理、場所を借りてるようなものだ!誰がいようと関係ないじゃないか!と言ってきた。しかし回りの人たち(同じ浪人生だ)の様子や、あの部屋の雰囲気といったものが本人には大問題らしい。そんな贅沢なこと言っていられる身分でもないだろうに・・・。

私はジュンコじゃないし、描くのはジュンコだ。出した費用に見合うだけ予備校を活用できるのならどんな使い方をしてもかまわない。
ということで、出資者は上記方針案を承認した。

今後厳しくチェックするぞ。

しかしなぁ。

2浪目も半ばを過ぎて、G大は行けないよ、難しいよ、受からないよ、と諦めモードになっているのが気になる。
でも大学には行きたい。
だからM大でいいや。
もとい、M大に行きたいんだよ、きっと。
と気持ちが変わってきている。(変えようとしている?)

何でも諦めてしまったらそれこそ本当にゼッタイにダメである。大学に行くことがすべてではないけれど、とりあえずジュンコは大学生になりたいと言う。しかし、こんなふうだとM大だって危ない。そのことをどれくらいわかっているんだろうか。
ハタチは大人というが、やっぱりまだまだ高校生の延長のようなジュンコである。子育ては中学を出たときに終わったはずだが、まだまだもやもやと思いわずらう母である。

追記

私がいつも訪問している、ジュンコG高時代の恩師(現在は在イタリア)のページに、こんなことが書かれていた。
作業空間って大切です。



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