保育園では、季節ごとの行事を忘れずやってくれるので、日頃あわただしくて、そんな季節の行事や伝統など忘れがちな親にとっては、大変有り難いところである。 お正月は、「新年こども会」という名前で、独楽回しや羽付き、凧揚げやけん玉などの昔遊びを楽しみ、クライマックスがお獅子登場である。
昨年は、園庭で楽しく遊んでいるときに、いきなりのお獅子出現に、ノイノイ、園庭の端から端まで逃げて、おともだちと泣きくれた記憶があるが、今年は??
連絡帳によると、
『今日は、新年こども会で、コマまわし、けん玉などを見た後、お獅子登場! 「ワー!」と泣いて、下がって 大人にしがみつくノイノイちゃんでした。 やっぱりこわいものはこわいんですね。 おひる(食事に)他の子が「こわかったけど、泣かなかった・・・」等、話していると、ノイノイちゃんは何も言えずにだまってきいていました。ちゅうりっぷ(年少組)になったら泣かないもんね、と言うと「うん」と、ちょっと考えていました。』
今年は泣かない子の方が多数派だったのだ!!
そのことはノイノイの心にも残ったようで、だからこそ、お友達が泣かなかった、と言っているそばで、無言でいたんだろうなぁ。 こうして、他の子を見て、自分を振り返り、心も成長していくのね。 泣いたっていいのよ、ノイノイ。泣かないのがエライ訳でも何でもないのよ、と言ってやりたかったけれど、泣くか泣かないか決めるのはノイノイなのだから、余計なことは言わないでおいた。
ちなみに、保育園に迎えに行くと、すぐお獅子の話になったのだが、ノイノイ曰く、「ノイノイちゃん、泣いちゃったけど、お獅子の足はねー、保育園の先生の足だったんだよ〜」 泣きながらもしっかり観察してたってことで、これって、去年より成長してる証拠、だよね??
| |