良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



← BACK NEXT →   初日から日付順に読む  最新  目次と登場人物紹介  BBS

■…2004年12月22日(水).......ぷみぷみの個人面談2
ぷみぷみの個人面談後、暗い気持ちのまま、数日を過ごした。子供のこととなると、しかも、ネガティブな話題となればなおさら、ついつい冷静な判断ができなくなる。理性を失ってしまう。気持ちを立て直すことがなかなか困難だ。まさか学校という場ではさすがのぷみぷみも本性を現していないだろうと思っていたのに、親の想像以上に娘は馬鹿だった・・・ということもショックだったけれど、私はもう一つ心配なことがあった。

ぷみぷみは、馬鹿者だけれど、悪気があるわけではない。ただ馬鹿で、自己中心的(これは幼い子供とほとんど変わらない程度の)で、他人の気持ちに鈍感なだけなのだ。だから、ふだんは明るいし、世話好きだし、ひょうきんで、何とも憎めないキャラクターなのである。それが、今回の“事件”で、先生がそういったぷみぷみの良いところを伸ばすというより、悪いところにばかり目がいってしまうようになったとしたら、ぷみぷみが可哀想だ。そして、もし、2年生になっても担任が替わらなければ、ぷみぷみに拒否的な感情を抱いている先生が担任でありつづけるわけで、ますます、ぷみぷみが可哀想だ、と我が娘を不憫に思ったりしたのであった。

しかし、noripは、それは全然心配ないのでは、というのだ。「大丈夫。ぷみぷみちゃんは、すご〜〜く強いから。却って先生の方が傷ついて終わりってことになるかも」
先生には申し訳ないが、そう信じることにした。

BBSの方では異国で多国籍な人々と一緒に働いているaちゃんから、ぷみぷみがラテン系キャラの持ち主なのでは?という示唆を受けた。
『明るくて楽しくて、おしゃべりで、頑固なまでに自分がかわいくて、締切りに遅れるなんて日常茶飯事だけど、ぜーんぜん悪びれないで都合のいい言い訳する…これが私のラテン系同僚たちです。人格的には全く憎めません。』
世界中にはぷみぷみみたいな人がいて、しかもしっかり(かどうかはしらないけど(笑))働いているってことがわかり、ぷみぷみだって、明るいキャラを生かしていけば、これから何とか生きていけるのではないかと、安心した。

また、私は、このぷみぷみに対して、ただ一人、全然負けてない人の存在を忘れていた。それはピアノのT先生だ。練習をしていないことはピアノを弾かせててみれば歴然。そんなときは、ぷみぷみの言い逃れは一切受け付けず、「練習すればできるようになる、しなければすぐ忘れてしまうのよ!」とはっきりおっしゃる。だからぷみぷみにとっては甘えが通用しない手強い相手なのだ。そのせいか、しょっちゅうピアノをやめたいと言っては逃げようとする。でも私は絶対逃がさない。T先生はぷみぷみにとっても、私たち親にとっても非常に貴重な方なのだから。つまり。
かなりぷみぷみになめられてしまっている私たちにとって、T先生は希望の星。
我々も、T先生に習ってビシッとやらなくちゃいけない。いざというときは、ひるまず、毅然とした態度で接するのだ。
がんばるぞ。

ということで、ちょっと元気になった私であった。



BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次と人物紹介 BBS
ご意見ご感想などいただけると喜びます。
BBSでもお待ちしています



ぱるた