昨日から仕込んでいたミネストローネスープを今日仕上げ、夕食に。実家の母の所にも届ける。夜になって雨が上がったので大急ぎ。 夕食が済んで8時半に家を出て自転車で約10分で到着するはず。だから、3人でいい子でお留守番しているのよ、すぐ帰ってくるから、ごはんが全部終わったら、2階に行ってみんなでお布団に入って寝て待っててね。 そう言い聞かせて家を出た。
実家に行き、スープを置いて、少し母の顔を見て帰る。父が母に言われてお茶の仕度をしていてくれたけれど、子供たちが待っているから、とお茶を断ってすぐに実家を後にした。
そして、家に戻ると9時。何だかものすごーく静か。1階には誰もいない。しかも、テーブルの食べ残しのお皿にはラップがかかっている。まだ帰っていないジュンコのお皿にも。今日私が間違えてジュンコの分まで盛りつけてしまったものだ。ラップしなくちゃ、とおもっていたところ。何も言っていないのに、ちゃーんとしてあるじゃないの。
そーっと2階に上がってみると、電気も消えていて、少しひそひそ声がした。
ゆっくり10センチくらい戸を開けて覗くと、暗がりの中、3人ともちゃんと銘々のお布団に入ってるじゃないか。でもきっと私が帰ってきたことは分かっていたのだろう。みんな一斉に私の方を見て、でも、我慢して、じっとお布団に入っていること数秒。ついにノイノイが我慢しきれなくなって、「おかあさん!帰ってきた〜」と布団から飛び出してきた。
ちゃんと片付けしてあったでしょ。自分たちで考えてやったんだよ、とユイマが報告。ぷみぷみも、こうした方がいいかなーってことをやったの、と布団の中から答える。
ラップまでちゃんとしてあって、お母さん感激しちゃったよ。それに、こうやってみんなお布団にきちんと入って寝てるから。すごいねー。お母さんがいない方がみんないい子だね!
と誉めると、ユイマ「そんなことないよ。やっぱりお母さんがいないとダメだよ」だって。うふ。
でも、みんなでお留守番の何と心強いことか。 お母さんがいなくても、3人の子供たちは団結して危機を乗り越えた!(笑)
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