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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年09月02日(木).......自由研究発表会
今日ぷみぷみのクラスでもユイマのクラスでも自由研究の発表会があったそうだ。
あんなにいやがっていたので、どうだった?大丈夫だった?と聞くと、ぷみぷみ、けろっと「うん。大丈夫だったよ」と答える。

何だか拍子抜け〜・・・ま、そんなもんなんだろうが・・・

発表会といっても一年生だ。まずぷみぷみの作品(レポート2枚)は黒板に貼られ、ぷみぷみは前に立つ。すると先生が「ぷみぷみさんはアイスクリームを作ったそうですよ」とみんなに紹介してくれて、いくつかぷみぷみに質問をしてくれるのだそうだ。「何が大変でしたか?」とか「何がおもしろかったですか?」とか。
ぷみぷみはそれに答えるだけ。「全然恥ずかしくなかった!」ということでした。
そして最後に、アイスクリームはとってもおいしかったと言ったら、教室じゅうから、いいなーーー食べたいな〜〜という声が上がったのだって。何だかぷみぷみ、嬉しそうに話してくれました。良かったね。

しかし「でもね、今日、一つだけ悲しいことがあったの。」と急に顔を曇らせて言うので(こういうところ、ぷみぷみらしい。明るい話の後に暗い話。お姫様には不幸が降りかかるものなのだ!)、「何が?」と聞くと、クラスでもう一人アイスクリームを作って自由研究にした人がいて、その子がお休み時間(発表会が始まる前)にぷみぷみのところにやってきて、あなたのアイスクリームの作り方は正しくない。正しい作り方を教えてやる、と言ってきたそうだ。ぷみぷみ、別に知りたくもないのに、教えてあげるなんて言われて面食らい、なおかつ、自分のアイスクリームの作り方が否定されたような気持ちになって悲しかったんだって。

そして、私に、ぷみぷみちゃんのアイスクリームって正しくないの?と聞くので、その子の作り方を聞いてみた。ゼラチンを入れて、凍らせている間に何度かかきまぜる方法だ。「確かにそういう作り方があるのをお母さんは知ってるよ。で、そのやり方で作ったこともある。でも、難しいの。うまく行かないことが多いのよ。だからベターホームの本を見たとき、ああ、こっちの方がいいな、と思ってぷみぷみにはその作り方でやってもらったんだよ。そしてね、大事なのは、何が正しい、なんてことはなくて、いろんな作り方があるってことだよ。」と説明すると、やっと安心したのか、にこりとした。
もし同じような立場になったとしたら、ぷみぷみには、ふーん、自分のと違う作り方があるんだなー面白いなーって思ってほしい。違うものに対して好奇心を持って欲しい。というようなことも話した。

この話をしているあいだ、ユイマ君は、えーアマレット入れたりしたからじゃないの?その子入れてた?入れてないんだろう?とか、何が正しいんだよ!とか、結構妹を弁護するような発言をたくさんしてました。やっぱり兄妹ね。妹がけなされると兄は怒るのだよ(笑)一番上のジュンコ姉ちゃんは、ひえ〜〜そんなこと言いに来るんだ〜〜すっげ〜〜こえ〜〜(コワイ)しかも、人の作品をちゃんとチェックするなんてそれもすごい!と驚いていました。確かに、おっとりぷみぷみでは考えれらないことではありますね。

で、発表会のとき。ぷみぷみの方がその子より発表順が早かった。そのせいかどうか知らないが、ぷみぷみには色々質問したのに、その子のときは先生が「●●さんはアイスクリームをつくったそうです。」と言っただけで終わり。全然質問とか無くて終わっちゃったのだそうだ。(それもかわいそうだが)思わず、みんなで、イジワル言ったからバチが当たったんだ、と言ってしまったよ(ああ、なんて親ばかな私(恥))

長くなるのでユイマの話はまた明日。



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