私と同世代の女性がビジネス界で華々しく成功した例を新聞などで目にすると、自分とは全く別世界のことなのに、何となくうらやましいような気がする。それが結婚もして子供もいて仕事でも成功して、なんていうと、なおさらだ。あのときもっと頑張ればもしかしたら私ももう少し何かができたのかも、というバカげた気持ちがまだどこかに残っているのだろうなぁ。相応の努力もしなかったくせに、そして、自分に才能が無いことも分かっているのに、未だにバカげた妄想を抱く。
でも、そんな記事を読んだ直後に、子供達が牛乳を飲みながら、どうということもないのにニコニコしあっているのを見ると、私は子供を生み、育て、十人並みの勤め人として生きる人生(能力的にもそれしかできないわけだが!!)を選んだのだなぁと改めて思う。まだまだ悟りが足りない、そんな休日の朝。
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