ジュンコは遅刻の常習犯である。3年生になって、時間通りに学校に行った回数を数える方が早いほどだ。ズルけて休むこともしばしばだ。
そのジュンコに、学校からついに「遅刻指導」が入った。
昨日もらってきた紙を見ると、こう書いてある。
遅刻指導 | 1.生徒部から 2.教頭先生のお話 3.反省文の作文 課題(1)遅刻とは何か。遅刻はどういう意味を持つのか。 (2)なぜ遅刻をするのか。 (3)遅刻が無くならないのは何故か。 (4)学校の中で下級生に与えた影響にどう考えるか。 (5)社会の中で遅刻するとどうなるか。 (6)今後、自分はどうするのか。
※以上の全ての課題について自分の考えを書き、最後に自分の反省をまとめなさい。 ※1200字以上の作文とすること。(原稿用紙1.5枚以上) |
生徒部の先生のお話は、遅刻をしてはいけない、という話。社会科の先生、理科の先生、音楽の先生の面々。 教頭先生は、ノリノリで、君たちにはミッションがあるんだ!プロミスの約束が!と「教師らしい」こと(ジュンコ談)を言っていたらしい。(よくわからん)
ジュンコは反省文を書いた。書いているうちに、気持ちが乗ってきたらしく、かなり力の入った作文になったようだ。(自分の気持ちを素直に書いたらしい)
しかし、その翌日、つまり今日だが、今日も朝起きれず、遅刻していった。
しかも午後から!
見上げた根性だよ、ジュンコくん(怒)
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