一日で一番幸せを感じるとき、それは帰宅途上。自転車をこぎながら夕暮れ時の街を走る。一日の仕事が終わった充実感と、子供らにもうすぐ会えるという喜びで、胸のあたりが暖かくなる。こういうのを至福の時というのか。
しかしその幸福は、保育園の入り口を通りすぎる頃には儚くも消える。
間もなく現れるであろう現実は、寝てばかりで何考えてるかわからんジュンコ、うるさいユイマに、すぐにお母さんを頼ってああああ叫ぶぷみぷみ、いやいやばかり言って言うことを聞かないノイノイが居る家。
起きてご飯くらい食べなさい!!昼間寝るくらいなら夜早く寝ろ〜〜!>ジュンコ うるさ〜〜い!少しは静かにしていなさ〜〜い!>ユイマ ノイノイの世話くらいしろ〜〜>ユイマ、ぷみぷみ 公文やりなさ〜い!ピアノの練習しなさ〜い!ユイマの言うことをいちいち真に受けるな〜!>ぷみぷみ やだやだ言う子にはお母さんもやだやだ言いますよ!!こらっ食べ物投げるなぁっ!>ノイノイ
毎日修羅場な家なのであった。(ちと大袈裟)
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