6日は広島、9日は長崎の日だ。ニュースで度々流れる原爆、核、追悼、祈りなどの言葉について、ユイマがお父さんに質問した。原爆とは、核とは。そして、実際に被爆した人がどんな風になったかを。
核爆発の仕組みはお父さんが丁寧に説明した。そして、被爆した人がどんな風だったかは、私が母から聞いた話をそのままユイマ君とぷみぷみに話すと、ぷみぷみは途中から目に涙を一杯ためて、かわいそう、とつぶやく。
夕食時、ジュンコが大学に進んだら一人暮らしをするんだという話になったとき、ぷみぷみが「原爆が落ちるような所にだけは住まないでね」と言っていた。
中学生くらいになったら、子供達を広島の原爆資料館に連れて行こう、と私たち夫婦は話し合っている。
| |