朝寝起きの悪いぷみぷみは1ヶ月に1回くらいの割合で、私の堪忍袋の緒を切ってしまう。朝の忙しいときに寝ぼけているから、めちゃくちゃなことを言って母親を困らせるのだ。昨日の朝は「チューペット食べる」と言って聞かない。私に精神的余裕があれば、それほど大事にならずに済むのだが、悪い条件が重なると私も怒り出し、ぷみぷみは大泣きする、という事態になる。
昨日はまさに最悪のパターン。
何をいっても「やだ〜」と繰り返すばかりのぷみぷみに私も我慢ができなくなって雷を落としてしまった!当然ぷみぷみは大泣き。 キッチンに入り込み座り込んで泣いている。もう私は放っておいて、忙しく立ち働いていると、開いていたキッチンの仕切を通ってノイノイがぷみぷみのそばへ、音もなく近づいた。手にはタオルを持っている。そして、ぷみぷみの前に立つと、何も言わずにタオルで涙をふいてやっているではないか。そのあと、頭に手を載せてヽ(^^ ) ヨシヨシとやっている。 これには寝ぼけて怒ってめちゃくちゃ言って泣いていたぷみぷみも少し驚いて正気に戻ってしまったものだ。
「ノイノイ、やさしいね。ありがとう」
とぷみぷみにお礼を言われて満足げなノイノイであった。
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