| 蛍桜 |
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| そしたらね |
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私が本当に大切にしたい人って誰だか分からないし 大切にすべき人って誰だ? 誰にもわからない絆とか 信頼とか そんなものがたとえあったとして そういうものがどんどん大きくなっているうちはいいさ いいけどさ ふと一回不安になった時 それまで信じていたこととか、太いはずの絆だったりとかが すごいちっぽけなものに見えたりしてさ なんかそうしたときに 「なんでこんなものに縋っていたんだろう」って思って んで信頼や絆が消えてなくなってしまう時に それが大きければ大きいほど 受けるショックっていうのがでかくてさ あんなに信頼していたのになんで? あんなに絆があったはずなのになんで?ってなるわけ 急にそうなるわけ 大切にされたいとも思わなくなったけど 誰かを大切にしたいっていう気持ちも薄くなってきた なんていうか分からないけど 人間不信とはまた違う 空虚感というか 真っ白な部屋の中に閉じ込められている気分で なんかなぁ あんまり動いて この部屋を汚したくないし この真っ白な世界に頭の中で夢を描いていくだけで満足で もしヘタに動いて汚してしまっても 綺麗に戻すことは出来なくて 本当にいいのか、って思う この部屋が大きなキャンパスで 描く絵は一度しか書けない 人々に、「いいものかけよ」とプレッシャーを与えられていて きっとこの扉を開ければ、親や、大切な人たちがいるのに まだ描きたい絵が決まってないから動けない 何を描けばいいんだろうか 私が描きたいものってなんだ? 綺麗事で塗り固められた世界でもいい だって素敵じゃないか このままここで朽ち果てるわけにはいかないのに どうしてだろう どこにいっても何も変わらない気がする 何がしたいんだっけ ねぇ とりあえず なんかどうでもいいんだよね 大切だった人たちとか 優しく声をかけてくれる人たちだとか なんか一生懸命繋がっていようとするのにも疲れたし 私が本当に必要としている人は誰なんだろう ここになにがあるっていうんだろうね まぁいいんだ もうすぐで娘が出来るから 少し休憩 してもいい? せかさないでおいつめないであるかせないで 雪が積もることはないけど 雪を敷き詰められた地の上に足跡を残して 春先には消えてしまってもいいから 少しだけ 歩いたってことを自覚してみたいの 雪を踏んだ キュという音が聞きたい どうしてか 最近、死んだ後のことばかりを考えている 死にたいっていうわけじゃなくて ああ 死ぬんだなって思うことが増えてきた もうこのまま寝てしまったら 起きれないまま終わってしまうんじゃないだろうかとか なんでか分からないけど なんかもう ここで全部が終わってしまいそうな錯覚 なんでだろ? だからなぜか 知り合いに私の死んだ後のことを頼んだ こうしてね、ああしてね、 私が死んだこと、あの人に伝えてね 幸せだったよ、って伝えてね それでね もし天使が現れて6日だけ現世に戻れるとしたらね 1日目はこういうことしたくてね 2日目はこうするの でね そうやって語る私は きっと生きることを語るよりも輝いていただろう 6日目はね 誰かを置いて誰かと一緒に居るっていうのが辛いから もう親や友達や大切な人、みんなまとめてね 私が天に昇るの見守ってほしいの 我侭だけどね そうしてほしいよ そしたらね そのあとはね 県外から来る人もいるからね 家に泊めてあげてね きっと悲しむと思うの いっぱい泣くと思うの だけどそっとしておいてあげてね 私が幸せだったって言ってたよって言ってね その人について幸せそうに語っていたよって言ってね 何をきっかけにかは分からないけど なぜか 考えることが増えたなぁ みんな好きだったよって 言えたらいいね 真っ白い雪の季節 心の中もなぜか真っ白で なにもかもが真っ白になりそうで ちょっとだけ 怖い、かな |
| 2006年11月24日(金) |
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