| 蛍桜 |
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| 一人ぼっちの星 |
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久しぶりに途切れた時間 今までは何度もあったはずなのに また、久しぶりに途切れさすと、それは病み付けになる このままずっと どことも繋がらなければいいのに ずっとずっと一人ならいいのに 甘い甘い軽やかな現実 すべてを受け流すことが出来たらいいのに 私は不幸の星に生まれてきたわけじゃない ごく平凡に みんなが考えるようなことを考えているだけで 特別なわけでもなんでもない 私よりも魅力がある人なんてたくさんいるし 私よりも人生が重い人なんてたくさんいる その中で私がここにいる意味があるのだろうか 平凡を、より平凡にするために 均等にするために私はここにいるのだろうか たとえば、特別な子は自分の星を持っていて その星の上で力強く生きている けれど平凡な私は、他の平凡な人々と同じ星にのって わいわいと、落ちないように生きている 何か、意味があるのだろうか 一人くらい落下しても、ばれないのではないか 落下した先には、もしかしたら 私だけの星があるのではないだろうか この場所が嫌、っていうわけじゃない 他の人々がいなければ、この居場所も居心地がいいだろう けれども今は 人と話すのがめんどい 人と話すのが辛い 人と話すのが醜い 人と話すのが苦しい 誰もいない世界にポツンとおかれていたほうが どれだけ楽だと思えただろう ブラウン管の向こう側にいる人々は 私とはまったく違う星の上にいる ニュースを読んでいる人も、または犯罪を犯した人も そして舞台の上で輝いている人も それぞれ、踏み出してそこにいるんだ 犯罪を犯した人も、というのは少しおかしいかもしれないけれど 足を踏み外して、星を飛び降りて、違う星にたどり着いた それだけで私はうらやましいと思う 誇らしげだ 犯罪を許すというわけではなく そういう生き方も、私は認めてしまう 私だけの星が、この大きな宇宙の中にはあるのだろうか 不幸の星でもいい 幸せなんて求めないから 一人になれる星がほしい 2004.6.23 23:56 |
| 2004年06月20日(日) |
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