蛍桜

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障害物リレー

知らないところで、なんで?って聞きたいことが
たくさん流れて行って
私がつかむことなく、そのまま消えていく

私のせいなの?なんて聞けるはずもないし
誰かの気持ちを察してあげれるほど優しくもない
まだ自分で精一杯なのに、、、


誰かを悪者にして、自分を正義にして合理化してたんだと思う
悪役は、あくまでも悪役で
そいつの、家族のことなんてテレビには映し出されない
ただ、悪役として現れて正義に倒されて散り行くだけで
誰もそいつに同情なんてしてあげない
そういうのが、普通に繰り出されている

偽善者ぶることが好きなわけじゃないけれど
やっぱり、みんなの中で、自分は「いい人」でありたい
ニコニコ笑って、いい人だって言われていたい
好んで悪役なんて、やらないのだから

以前、誰かが悪役になってしまいそうなときに
「荷は一緒に担ぐけん」って言ったことがあった
その人が思い切って、本当に悪役になるかもしれないという
行動を起こす前に、私はそう言った
だけれど、別に自分で悪役になることを選んだわけじゃなくて
ただその場で、いい人でありたかった
そのことを分かっていたのかは知らないけれど
その出来事は私の知らないところで大きく燃え上がって消えてしまった
何も聞かされてはいない
結局は、私は部外者なのだ

空白の一年は取り返すことが出来ない
私がどうして、あの一年を空白にするようなことをしてしまったのか
説明しろといわれても、そんなのできない
本気で学校をやめようと思って、親とも話し合って
やめることが決定して、その後どうしようなんて考えてたのに
・・・のに
私はまだここにいるのはおかしいことだと思う
あの空白を取り戻せないくせに、みんなと同じスタートラインに立っていた
たとえ、私のほうが障害物が多かったとしても
それは自分で作った障害物で、しょうがないことなのだから
みんなと同じスタートラインに立つしか出来なかった
けれども、遅れて行くことは初めからわかりきってた
一つ一つ障害にぶつかって、ぶつかることは一緒だけれど
その数は違う 明らかに違う
だけれど、それは、私が空白にした「一年」の中にあった障害物
みんなが、もう飛び越えている障害物
それを、みんなより遅れて、今、ぶつかっていっているだけのこと
それを選んだのは私だっていうことをわすれちゃいけない

自分だけが違うだとか自分が不幸だとか
そういうことをいいたいわけじゃない
ただ、少しだけがんばっている姿を
ちょっとだけでいいから振り向いてほしかった
完全に置いて行ってほしくなかった
やっぱり独りはいやだったから

みんなと同じスタートラインに立っていながら
みんなよりも後ろを走っている 遅れている
そこでどれだけ「いい人」を演じても、みんなには見えない

せめて、みんなと同等にならなければ
みんなと同じところへいかなければ

私は認めてもらえない



2004.5.24  18:53
2004年05月21日(金)

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