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■ 子供の心
子供って、大人が心配するほどのものじゃないのかも・・・ 先日友達と話している時に、今更ながら気がついた。
今回の引越しでは、子供の転校の問題とか友達関係などで、 随分と悩まされた。 挙句、末っ子にまで「この家は自分の家じゃない!」なんて言われて ショックを受けてしまったけど・・・
でも、自分が子供の頃はどうだったか? 自分も小学校5年に上がる時に転校を余儀なくされ、幼馴染含む多くの友達と離れたが、 でも、さほど苦にならなかったのではないか? すでにその頃の気持ちなど、とうに忘れているのかもしれない。 自分が子供の頃にも、きっと持っていた「子供としての純真な心」って、 一体どこに落としてきてしまったのだろう? それは、大人になるために蓄積されていった、知識だの常識だのに阻まれて、 子供の発想をなくしてしまったのだろうか? 「大人になる」と言うのは、そうした「純真な心」を無くすことを言うのだろうか?
結局、大人になって自らの子供時代を振り返ってみたところで、 それはもしかすると、純真な子供の頃の素直な記憶ではなく、 大人になることと引き換えに得た、作られた記憶という物なのかもしれない・・・
2002年04月18日(木)
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