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on a wall
亜栗鼠
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首輪の意味/ココロを裸に
私は知らなかった。
首輪がふたつあること。
ひとつは奴隷用
ひとつは愛奴用
「奴隷」とか「愛奴」と云う言葉は使ってはいなかった。
私がそう解釈しただけ。
ココに、主の言葉をそのまま載せることを私が躊躇っているだけ。
そもそも、今まで主が誰かを「愛奴」と呼んでいたのかも、私は知らない。
「奴隷」と云う言葉も使わなかった。
「首輪のこと、亜栗鼠は勘違いしてるかもしれない。」
私が着けていた首輪。
「こっちは、その時、一番大切なひとに着けていた首輪。」
「それでも、亜栗鼠がどうしても新しい首輪が欲しいと言うならそうするよ。」
いえ、
私は確かに少し勘違いしていました。
他のSM嗜好者の方がどう感じるかは知らないけれど、
私はその首輪が欲しい。と感じた。
誰の為の首輪だったのか。
気になっていたのはその部分。
その首輪を着けることで、私に誰かを見てしまうのではないか。
不安だったのは、そういうこと。
あの首輪を着けることは、主の一番大切な人だと云うこと。
この先、この首輪を着けるのは私だけ。
この首輪を着けられるのは、私だけ。
私が最後。
そう考えれば、素適な首輪。
約束した。
私は主より先に逝かないと。
だから、この首輪を着けるのは
私が最後。
ですよね?
ひとつ
私が聞いても良いものなら
教えて欲しい。
最初にその首輪を着けたのは誰?
少し、ココロを裸にした話。
誰に云いたかった言葉だろう?
祖母、もしくは母。
それとも、他の誰かなのか。
彼の胸で、泣きじゃくりながら
素直な気持ちをぶつけた。
子供の頃の思い。
未だに、心のどこかに引きずっている子供の頃の思い。
さみしかったの
さみしかったの
ほんとうは
ずっと
さみしかったの
わたし
かわいそうなこなんかじゃない
かわいそうなこ
かわいそうなこ
そんなこといわないで
わたしをかわいそうなこにしないで
さみしかったの
ずっと
ずっと
ほんとうは
さみしかったの
かわいそうなこだから
そんなこといわないで
かわいそうなこにしないで
かわいそうなこにしたてないで
さみしかったの
それだけなの
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2002年10月31日(木)
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