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on a wall
亜栗鼠
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支え
二日目のお仕事。
仕事が終わって帰宅すると、やっぱりハイテンションが続く。
けれど、以前とは何かが違う。
ハイテンションだけど、なんとなく心は穏やかでいられる。
矛盾してる?
けれど、そうとしか表現出来ない。
職場の雰囲気が良いからじゃない。
きっと、家が安心出来る場所だから。
温かい場所があるから。
支えてくれる人がいるから。
私は、支えられて立っている。
今、どれだけ自分の足で立っていられているのか自分ではよく分からないけど
支えてもらっても、ちゃんと自分の足で立つこと。
その支えを、いつでも心の中にしっかりと刻んで
自分の足だけで立っていられるようになること。
独りじゃなく、一人でも立てるように。
きっと、いつかそうなれる。
掴まっている手を緩められたら
グラグラして倒れそうになることを
私は知っている。
その手を完全に離されてしまったときの恐怖を
私は知っている。
けれど、決してその手は離されないことを
しっかりと信じていることが出来たなら
心の中に刻まれた「支え」の存在は決して消えないことを知るでしょう。
そして自分の足で歩いていけるのでしょう。
心の中に刻まれた「信念」に支えられながら。
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2002年10月16日(水)
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