on a wall
亜栗鼠



 被虐

脱がされかけたTシャツ
髪留めに引っ掛かって
首で止まる
袖も通したまま

偶然出来上がった
目隠しと腕の拘束

「動くな。」

道具の入ったバックを弄る音が聞こえる

Sのスイッチが入ってるのを感じる

空気が変わる



乳首に走る痛み

洗濯バサミだ・・・

次々に付けられる木製の洗濯バサミ
付けられる度に声が漏れる
来る・・もうすぐまた一つ付けられる・・・
期待と不安と恐怖が入り混じる

バネの緩められていない洗濯バサミは
じわりじわりと痛みを増幅させていく
もう、いくつ付いているのか分からない

「いくつ付いている?」

答えられないでいると
ひとつひとつ弾き取られる
全身に走る激痛

また来る・・・
いつ・・・?

恐怖と痛みに感じて狂っている自分がいた

履いたままのGパンまでも濡らし
濡れた部分を踏まれ
身をよじる度に弾け飛ぶ洗濯バサミの激痛でイク
ひとつ弾け飛ぶ度にイク

何度も何度も襲う激痛と快感の波
激痛の中で狂った様に感じている自分の姿への混乱
混乱は更なる快感を呼ぶ


痛みで異常な程に敏感になった乳首にご主人様の舌が這う
柔らかい感触と熱い舌の温度
高まる快感の波


服を着ても
乳首に布地が擦れて痛みが襲う
布地が触れるだけでも痛む乳首


終わらない快感



「痛いのはイヤです。」
そう言っていたのはいつのことだろう?


私はどこまで堕ちていく・・・?

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2002年10月17日(木)
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