ムッキーの初老日記
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2002年10月24日(木) 宇佐山さんの仕事

うちで飼っているビッグなミニウサギ、おっさんイボも持つ立派な初老ウサギ
宇佐山 飛蔵(うさやま とびぞう)は、一日の大半をゲージの中で過ごす。


食う、寝る、ひる。


これだけしかしてないように見えるが、いやいやどうして
ヤツはヤツなりに、「仕事」をしているつもりらしい。

まず朝。
うちは朝が早く、なかなか起きられないので
スヌーズ機能のついた目覚ましを3つ使用しているが
それに加えて、宇佐山さんの

「がりがり攻撃」が加わる。

目覚ましが鳴ってもなかなか私が起きて来ないと
宇佐山さんが、自分のゲージをガリガリ、ガタガタと
かじって揺らし始める。

『起きろ!起きろ!遅刻するぞ!』

と言ってるように、夢中でゲージを揺さぶって大きな音を出す。
「わかったわかった。はいはい、起きたよー。」
とゲージに手を入れて撫でてやると

『ふふん、オレのお蔭だぜ。』
と、得意げな顔をしているのだ。

これでやめるかと思うとそうではなく
私が弁当作りに台所に行ってしまうと
今度はオットが起きてくるまでガタガタ大騒ぎをする。

10分後オットが起きてきて
「はいはいトビゾウ、今日も起こしてくれてありがとな。」
と撫でてやって、初めて役目を終えたような顔をして
ガタガタやるのをやめてエサを食べだすのだ。
その後ろ姿は

『まったくしょうがねえな。コイツら俺がいなかったら毎朝遅刻だぜ』

とでも言いたげだ。


昼は、一応「留守を預かっている」気でいるらしい。
家にいるとき何気に見ていると、眠そうながら一応起きているらしいのだ。
我慢しきれず目を閉じても、うずくまっても、耳だけは立てている。
まず私が帰ってきて、家事をしてても寝ない。

そして夕方、オットが帰ってきて二人で喋っていると
バターン!と音がして振り返ると
宇佐山さんが気絶するようにひっくり返って爆睡しているのだ。
白目もむいている。ぐうぐうとイビキが聞こえてきそうな眠りっぷり。

『ムッキーもオッサンも帰ってきた。もう安心だ。寝よう。ドテーン!』

という感じだ。

夕飯の後1、2時間、ゲージから出して遊ばせる。
宇佐山さんはオットが大好きで、出てる時間の大半は
オットにべったりくっついて過ごす。

『あー今日もよく働いたよ。えらいでしょ?もっと撫でろ』と言ってるようだ。

何も考えてないような「ウサギ」
悪さばっかりする「ウサギ」
何の芸もしない「ウサギ」

だがヤツらはヤツらなりに、働き、甘え
生きているんだなとわかってきた。


宇佐山さんと暮らして、5年目の冬が来る。







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◇◆オッサン君の独り言◇◆

10/24 米倉涼子の笑顔には裏がありそう。

10/23 第六期メンバーに応募しようかな。

10/22 誰が食べてもメロンパンは散らかる。

10/21 賞味期限が切れるまで食べ物が残っていない。

10/20 あいつISSA意識してるらしいけどどう見てもそのまんま東だよな。

10/19 自分にもメイクしてちょっと唇でも描いたら?AKIRA唇薄すぎ。

10/18 今度の黄門様、体格良すぎ。


ムッキー

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