
|
 |
| 2004年11月26日(金) ■ |
 |
| Vol.526 腹痛に襲われる |
 |
おはようございます。りょうちんです。
スーパーで買い物をしていると、鈍い痛みが俺の腹部を襲い始めた。最初はたいして気にならなかったのだが、痛みは次第に加速度を増し、俺は無意識のうちに手で腹部をさすっているくらいにまでなっていた。 ちょっと賞味期限切れのものを食べたってどうってことない俺のカラダだが、それでも時々腹痛に襲われることはある。でもそれは、動けなくなるほど腹いっぱい食べ過ぎた時や、うっかり寝冷えなんかをしたせいでおなかの調子が悪くなった時などだ。たいていはトイレに行ったりある程度時間がたてば痛みも治まるものなのだが、今回は違った。便意はまったくもよおしていないし、時間がたつにつれ痛みはどんどん増しているのだ。それよりもいつもの腹痛と明らかに違うのは、痛みを発している場所。みぞおちのあたり、胃の少し下の部分が激しく痛みを放っている。 もはや買い物どころではない。前かがみになって歩きながら必死で早々とスーパーをあとにした俺は、四苦八苦しながら家に帰ってきた。とりあえずトイレに駆け込んでみる。便座に座り、何か悪くなったものでも食べたっけなんていぶかしがりながら、その日食べたメニューを朦朧とした意識の中で思い返してみたが、まったく思い当たる節はない。それでも痛みはどんどん増すばかりで、うっすら脂汗も浮かべるほど七転八倒しながら、結局30分ほどトイレで格闘しても成果はなかった。 治る気配がまったくないまま、もうこれは横になるしかないと俺は考えた。少し眠ってそれでも治らなかったら薬を飲むか病院に行こう、そう思って布団に倒れこんだ。右側を下にしていた方が良いなんて聞いたので、藁にもすがる思いで言われるがまま右を下にして横になってみた。すると。不思議なことに、あれよあれよという間に痛みは引き、あんなにもだえていた俺は数分後には元気になったのだ。痛みの原因も痛みが治った原理もまったくわからないのだが、あの痛さは何だったのかとあきれ返るほど、ウソのように痛みは消えてなくなった。こんなことがあるんだもん、俺のカラダってどんな構造になっているのか興味津々だったりする。
|
|