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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年09月08日(水)
Vol.505 フルーツアレルギー

おはようございます。りょうちんです。

アレルギー体質の人ってすごくかわいそうだよなぁと、ずっと俺はそう思っていた。今の世の中、ホントに数多くのいろんな種類のアレルギーがある。日本人の3人に1人はアレルギー体質だとも言われているらしく、花粉症を代表とする鼻炎やくしゃみをともなうものから、ハウスダストやペットアレルギーなどによる激しい咳や喘息を発するもの、卵などの食品アレルギーによるじんましんなどなど、その症状もいろいろあるらしい。しかし、そのすべてに属さない健康なカラダだと、俺はずっと頑なに思っていた。アレルギーと俺とは無関係、そう思っていたのに。
ふとしたきっかけで、俺もアレルギー体質なのだということに気づいてしまった。俺のアレルギーは、フルーツアレルギー。メロンやパイナップルを食べ過ぎて口の中や舌がぴりぴり痛んだことのある人もいると思うが、俺の場合、特定の果物を食べてもそうなってしまうのだ。メロンやパイナップルはもちろん、トマトやキウイフルーツ、場合によっちゃ桃やバナナなんかでもそうなる時がある。果実が完熟しているほどその痛みは激しく、症状が出るのも早い。比較的ちびっこに多いアレルギーなのだそうだが、最近では大人でもフルーツアレルギーの人が急増しているらしい。俺の症状はかなり軽い方だと思うのだが、中には果汁に触れただけで唇が腫れたり口の中がかゆくてたまらなくなってしまう人もいるんだそうだ。これがアレルギーだったなんて、全然知らなかった。
そういえば、俺は子供の頃からこの痛みには気づいていた。口の中の痛みに食べ切れなくなったメロンを弟に泣く泣く譲ったこともあったし、大好物のトマトは真っ赤に熟したものよりもまだ青く熟れ切っていないものの方が好きだというのも、実はそういう理由があったからなのかもしれない。
それでも今までは、おいしいものは痛みをこらえてでも食べていた俺。そしてこれからも、俺はこの痛みに耐えながらもおいしい果実を食べ続けていこうと考えている。