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| 2004年05月24日(月) ■ |
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| Vol.479 タイヤ交換 |
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おはようございます。りょうちんです。
いちばん下の弟は、実家近くのガソリンスタンドでアルバイトをしている。俺も学生の頃、ガソリンスタンドでアルバイトをしていた経験があるのだが、仕事は給油や洗車をするのがメインだった。しかし弟はもうずいぶん長いことそこでアルバイトをしているので、車の整備や修理などもできる腕を持っている。整備士の資格も取ろうかなんて考えてるくらいだから、機械に関しててんで弱い俺としては、車関係で何か困ったことがあるとすぐに弟に頼ってしまうのだ。 ちょっと前、弟にオイル交換をお願いした時、「この車のタイヤももう寿命だね」と言われた。それまではタイヤのことなんて全然気にしてなかったのだが、そう言われて初めてタイヤがひどく磨耗していることに気がついた。考えてみれば仕事で毎日のように車に乗っている俺、知らないうちにタイヤだって酷使しているはずだ。「時間がある時に持ってくれば安く交換するよ」、の弟のコトバに甘えて、今日さっそくタイヤ交換をお願いした。 作業着姿の弟の横で、俺はずっと自分の車のタイヤが交換されるのを見ていた。いろんな工具や機械を使い、油まみれになって、先輩たちと一緒に手際よく作業をする弟がなんだかとってもカッコ良かった。俺と12歳も歳の離れている弟のことをまだまだ子供だと思っていたのに、一生懸命働く姿はいつもの弟と違って見えた。末っ子の弟はやんちゃなくせに甘えん坊の聞かん坊で、ホントにできの悪い弟だと思っていたのだが、いつのまにか俺にはできないこんなことまで簡単にできてしまうほどに成長していたとは。弟のとても鮮やかな仕事っぷりを目の当たりにして、俺はひどく感心してしまった。 ほんの1時間足らずで作業は終わり、そのあとは一緒にファミレスに行った。来年成人式を迎えるとはいっても、チョコレートパフェを夢中で食べる弟の姿は、やっぱりまだまだ子供だった。今度は大好きなビッグマックセットで、改めてお礼をしてあげようかな。タイヤ交換のお礼がこれくらいで済むなら、安いもんだ。
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