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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年05月12日(水)
Vol.474 高尾山で遭難

おはようございます。りょうちんです。

雨の中、高尾山に行ってきた。東京都の西部に位置する高尾山は、以前から訪れたいところだった。標高600m足らずの山頂では、夏にはビアガーデンもやるという。軽いハイキング気分で高尾山登山を楽しみたいと、前々から思っていた。
高尾山口の駅を下りて、登山前にまずは腹ごしらえ。名物のとろろそばは絶品だった。今回はケーブルカーには乗らず、歩いて山頂をめざす。コースも裏ルートを選んだためそれなりに険しい山道が続いたが、雨に濡れる新緑の中を歩くのは気持ち良かった。1時間半かけて、無事山頂へ到着。この時はまだ、これから起こる悲劇なんて想像していなかった。
下山時は、別のルートで帰ることにした。途中、「蛇滝」という道しるべを発見する。ガイドブックを見ても載っていないこの蛇滝、何とはなしに興味本位から足が向いてしまった。しかし、行けども行けども滝は見つからない。地図を見ると15分ほどで分岐点にぶつかるはずなのだが、それさえも発見できないまま道は延々と続いていた。しかも俺らが歩いてきた道は、どんどん下っている。例えまちがえたとしても、今さら引き返して再び険しい山道を登ろうなんて考えたくない。
雨も強くなってきた。ぬかるんだ道に足を取られ、何度も滑り転びそうになる。行きの道すがらにすれ違った人の中には立派な登山用の服装だった人もいたというのに、俺の格好ときたらパーカーにハーフパンツでトートバッグを持ち、まるで塾帰りの小学生のようないでたちだ。これじゃ登山にはまったくもって向いてない。
どのくらい歩いたろうか。あぁこれはホントに高尾山で遭難か、と思い始めた頃。夕闇に包まれ暗くなりかけた中、蛇滝に到着した。さらに進むと道も舗装され、視界も開けてきた。やっと麓に着いたんだ。そう思ったのもつかの間、俺らは再びショックを受けた。看板に描かれた地図を見ると、駅は山の向こう側にある。どうやら山の反対側に下山してきてしまったらしい。雨のあがった曇り空の下、駅まではさらに徒歩50分という事実を知った俺らは、もうただ笑うしかなかった。