初日 最新 目次 MAIL HOME


りょうちんのひとりごと
りょうちん
MAIL
HOME

My追加

2004年04月20日(火)
Vol.467 ココロが風邪を引いた時

おはようございます。りょうちんです。

新年度が始まってから少しして新しい環境に慣れてきた頃になると、聞こえてくるのが五月病というコトバ。カラダはいたって健康なのにどうにもこうにも気分がすぐれなくて、仕事や学校に行くのがイヤでたまらなくなってしまうことは、誰にだって経験がある。もちろん俺にだって。すべてがすべて、そんなユウウツを五月病だとひとくくりにすることはできないけれど、それはココロが風邪を引いた時なのだと俺は思う。だからいくらカラダが元気だろうが、ちゃんとした病気として俺は考える。それを原因に仕事や学校を休んだって、仕方のないことだ。
月曜日。朝起きると窓の外は雨。布団からなかなか抜け出せないまま、思い出すのはイヤなことばかり。気ばかり使う新しい職場。ものわかりの悪い上司。山積みにされた仕事。日曜日の夜からなんとなく低空飛行だったテンションは朝になったらさらにひどく落ち込んで、あふれそうなユウウツのせいで起き上がることさえできない。何もかもが面倒になって、いっそこのまますべてが消えてなくなってしまえばいいのになんて、そんな現実逃避。結局、仕事を休んで再び眠りにつく。目が覚めるとすでに昼。一日がフリーになったからといって、ブルーな気分を抱えたままでは何をする気にもなれず。くだらないTVを見たり何度も読み返した雑誌をまた広げたり、無駄な時間はあっという間に過ぎていく。
火曜日。何も変わらないまま朝。週明け2日目もエンジンはかからず、結局月曜日と同じような一日を過ごしてしまう。でも、夜になって、そろそろ覚悟ができてくる。このままじゃいけないな、明日はちゃんと仕事に行こうって。何もしなかった丸2日で、ココロが引いた風邪は治ってきたようだ。イヤなことはたくさんあるけれど、自分でひとつずつ解決していかなければ前には進めない。そんな重大な決心を、やっとつけることができるようになる。
さぁ、明日は水曜日。新しい気持ちで、仕事に行きましょう。ココロの風邪は、治りましたか?