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| 2004年03月19日(金) ■ |
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| Vol.454 青く染まったスタジアム |
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おはようございます。りょうちんです。
サッカーを見に行ってきた。アテネ五輪出場をかけたアジア代表決定戦、日本vsレバノン戦。野球なら数え切れないほど観戦経験がある俺だが、実はサッカー観戦はこれが初めてなのである。別にサッカーが嫌いなわけじゃないが、野球に比べるとどうしてもとっつきにくく、イマイチ熱くなれないと思っていたのだけれど。オリンピック出場がかかっているとなると、話は別だ。 少し前、新聞の人物紹介欄で平山相太くんの記事が載っていた。高校生にしてものすごく超越したワザを持っている彼がサッカー界で騒がれていることは知っていたが、予想に反した彼のあまりにもしっかりした考え方に俺も一気にファンになった。あかぬけない純朴な顔つきも、サッカー選手らしくなくて魅力的だ。そんな彼も、この試合に出場するのだという。ミーハーゴコロも手伝って、俺は初めてのサッカー観戦を期待せずにはいられなかった。 5万人を超える観客を集めた国立競技場は、ジャパンブルーの青一色だった。俺もサポーターたちにまぎれて、入場の時に手渡された青いシートを頭上に掲げたり、青いタオルを振り回したり、大声で叫んだりウェーブをしたり。応援の熱気は試合が始まる前から満ち溢れていた。やがてキックオフ。TVで観戦するのと違いピッチ全体が見渡せるので、試合の流れがよくわかり、目を離す暇もないほど熱くなって観戦している俺がいた。それは野球観戦の時と何も変わらない俺だった。やっぱり生でのスポーツ観戦は、何でもおもしろいということか。 チャンスが来たりピンチが来たりするたびに、声をあげて一喜一憂する。阿部選手のゴールも大久保選手のゴールも、俺はしっかりこの目で見届けた。日本がゴールを決めるたびに、青く染まったスタジアムは歓声で響き渡る。そしてついに、日本は2−1でレバノンに見事勝利を収めた。 さらにその2日後にはUAEにも快勝し、日本チームは夢のオリンピック出場を手にした。さぁ、今年のオリンピックはサッカーも目が離せなくなるかもしれない。
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