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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年03月13日(土)
Vol.452 真夜中の肉体労働

おはようございます。りょうちんです。

相方から、荷物を運びに来てほしいとオファーがあった。普段使わないものや衣類など、最近相方の部屋に増えた荷物を俺の家に置かせてほしいとのこと。都内に住む相方の家まではいつも電車を使って行っていたのだが、荷物を運ぶとなると俺の車を出動させなくてはならない。都心の渋滞にはまるのもイヤだしお互いのスケジュールも合わなかったりで、そのタイミングを俺らはずっと見計らっていた。
週末の夜も更けた頃、俺は相方の家をめざして車を出した。午前0時の国道はやっぱりすいていて、予定通りに俺は相方の家までたどり着くことができた。それなのに。相方の部屋に入ると、肝心の荷造りがほとんど終わってなかった。んもう、本当ならばすぐに荷物を積んで、そのままとんぼ返りで俺の家まで戻るつもりだったのに。仕方なく、俺も一緒になって荷造りを手伝い始める。
大きなダンボールや袋を完成したものから少しずつ運んでいると、相方のアパートの住人に出会った。こんな真夜中に大荷物を運んでいる俺のことを、彼は不審に思ったのかしれない。ちらりと横目で俺のことを見たあとで、ぎゅうぎゅうに荷物を積めこんだ俺の車ものぞいていた。いえいえ、夜逃げなんかじゃないっすよ。
バックミラーも見えないくらいに荷物を詰め込んだ俺の車は、来た道を再び引き返した。俺の家に着いたのは深夜というよりはもう早朝と呼べる時間で、それから持って来た荷物を俺の部屋までさらに運ぶという作業に取りかかる。明日も俺は仕事があるっていうのに、大きな重い荷物を抱えて階段を何度も上ったり下りたりする真夜中の肉体労働は、さすがにつらいですって。
ひととおり荷物を運び終えると、ダンボールやら何やらで俺の部屋は相方の荷物に占領されたようだった。足の踏み場もないくらいの荷物、どうやって片付けていこうか。とにかく明日は俺が仕事に行っている間、相方にはこの荷物の整理をしっかりやってもらわなくっちゃ。