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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年03月08日(月)
Vol.448 友達だから

おはようございます。りょうちんです。

友達から温泉に行こうとお誘いがあった。そういや彼ともずいぶん会ってない。早めに企画を計画すれば、みんなで日程をあわせることもできる。久しぶりに会って、楽しく話に花を咲かせるのも悪くない。俺はふたつ返事で彼にメールをした。
しかししばらくして、突然彼から温泉の企画は中止するという連絡が入った。どこでどう行き違ったのか、彼はひどく機嫌をそこねているようだった。俺はまた自分のデリカシーのないコトバで彼を知らぬ間に傷つけてしまったのかと一瞬不安になったのだが、まったく思い当たる節はない。彼の文面を読んでもどうして彼がそんなに急にへそを曲げてしまったのか理解できず、楽しみにしていた温泉の企画が突然中止になったことがとても残念で納得できなかった俺は、彼への疑問をかなり激しいコトバでメールにして送り返した。
彼が最近、プライベートでかなりばたばたしていたのも、仕事が忙しいのもカラダを壊しがちだったのも全部知っている。それなのに、厳しいコトバでメールを返してしまったことに、俺は少しだけ後悔をした。もしかしたら、彼からもう返事は返ってこないかもしれない。彼との仲も、これが最後になってしまうかもしれない。友達ひとり減っちゃったかもな。そんな思いが胸につかえ、すっきりしなかった。
数日後、返事は返ってきた。彼も熱が冷めたようで、彼らしい謝罪と会って話がしたいという文が書かれていた。結局は、日程的に俺と彼だけで会うカタチになってしまったけれど。こんないきさつから、俺は彼と久しぶりに会うことになった。
彼と会うやいなや話したい話題が次々とあふれ、ふたりはいろんな話をしまくった。静かな温泉地は話をするのに絶好の場所で、真剣な話もくだらない話もずっと話したかったことがどんどん押し寄せてきた。最後には彼が話し疲れてしまうくらいトークに花が咲いたけれど、それでもまだまだ話したいことは尽きなかった。
またいつか話したい話題が積もったら、彼に会いに行こう。だって、彼は俺の友達だから。