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| 2004年01月19日(月) ■ |
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| Vol.425 水も滴る |
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おはようございます。りょうちんです。
数日前から締まりが悪くなっていた店の水道の蛇口。最後まで閉めてもぽたぽた滴がこぼれていたんだけれど、それがついに完全に壊れてしまった。ぽたぽたの滴がやがて途切れのない一本の線になり、どんなにコックをひねってもただ水はあふれてくるばかり。どうやら栓を閉めるネジヤマがバカになってしまったようだ。俺は急いでホームセンターへと向かい新しい蛇口の部品とパッキンを買って、さっそく工事に取りかかった。 しかし、店はまだ営業中。工事を始めるにあたって、水道の元栓を閉めるわけにはいかない。たかが蛇口の部品をひとつを付け変えるだけだし大丈夫だろ、と思ったのがまちがいだった。スパナでネジを緩めた瞬間、大量の水があふれ出してきた。その水圧はすさまじいもので、上を向いた蛇口の口からまるで噴水のように水が噴き出し、天井にまで届くほどの高さにまで噴き上げた。 シンク付近は突然のスコールがやってきたかのように、あたり一面あっという間に水浸しになった。俺はあわてて新しい部品を取り付け、最速の力で工事を終わりにしたのだが。もちろん、噴き出す水道の真下で作業をしていた俺は頭からどっぷり水をかぶってしまった。全身ずぶ濡れ、パンツまでぐっしょりの俺。いくら暖房が効いている店内とはいえ、雪も舞うこの真冬に冷たい水をカラダ中に浴びるはめになるなんて。「水も滴るなんとかって言うじゃない〜」なんてパートのおばさんは言ってくれたけど、結局閉店まで湿った服のまま仕事をしなければならなかった俺には、そんなコトバは慰めにもならなかった。 それにしても。あれだけ苦労して工事したのにもかかわらず、完全には水漏れが直らなかった店の水道。明日の朝、修理業者さんがやってくる。んもう、こんなことなら最初からお願いすれば良かったよ。来週には沖縄が待っているというのに、風邪引いちゃうぞ。
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