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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2003年10月08日(水)
Vol.377 自分のペースで

おはようございます。りょうちんです。

気がつけば、いつのまにかあわただしさの波に完全に飲み込まれている自分がいた。やらなくちゃいけないことは山積みで、やりたいことは次から次へとあふれてきて、考えなきゃならないこともたくさんあって、仕事だってばたばたとせわしなくて、それ以外にもあれもこれもと、気を抜く暇なんて一瞬もなかった。次々と押し寄せてくる出来事をひとつずつ片付けていくのがで精一杯で、俺はもう限界を感じていた。それゆえに視野はどんどん狭くなるし、パンク寸前の俺はココロの余裕さえも見失って、もはやいっぱいいっぱいだった。
「全国的に秋晴れが広がるでしょう」なんて予報がはずれて、新潟の空は雨が降っていた。前日の夜にあれだけ飲んでへべれけになっていたのにもかかわらず、翌朝は6時に起き出してひとりで朝風呂に行った。日本海が一望できる露天風呂に浸かりながら、久しぶりに、ホントに久しぶりに緩やかな時間が俺の中を過ぎていった。ぬるめの湯船の中で静かにまぶたを閉じ、いろんなことを考えてみた。仕事のこと、相方のこと、母のこと、自分のこと、これからのこと…etc。多忙過ぎる毎日の中で、休むことを忘れてしまっていたのかもしれない。ふと立ち止まった時、ひどく疲れきっている自分が、そこに見えた。
目を開けると、大きく横たわった佐渡島があった。そしてその横の雲の隙間、鉛色の海とグレーの雲の間の小さく切り取ったような青空に、きれいな虹が光っていた。日本海から伸びる虹はとても幻想的で、朝日を感じながらも雨に打たれるという不思議な感覚の中で、水平線の方から少しずつ虹が褪せていくのをずっとぼんやりと眺めていた。
♪朝は誰にも新しい一日を用意してる〜♪。そんな歌の歌詞が、ふと浮かんできた。そうだ。時間は、誰にだって平等に同じだけ流れているんだ。あわただしさに押し潰されそうになっても、自分のペースで歩いていけばいいんだ。そんな簡単な答えを、俺はやっと見つけ出した。