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| 2003年08月15日(金) ■ |
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| Vol.355 貸し切りのスーパー |
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おはようございます。りょうちんです。
駅前にあるスーパー。24時間営業になってから数ヶ月たつ。不規則な生活をしている俺にしてみればすげー重宝しているのだが。 深夜2時。仕事が終わったあと、車のままそのスーパーに向かう。3階にある静まり返った駐車場に車を止めて、エレベーターのボタンを押すと。ドアが開き、エレベーターの蛍光灯がチカチカ点灯をはじめる。このエレベーター、いつから動いてなかったんだろう。 1階の食品売場に着きエレベーターを出ると、そこはいつもと同じスーパーの風景。軽快な音楽が流れ、さまざまな商品が陳列されている。ただひとつだけ違うのは、人が誰もいない。夕方には殺気立ったおばさまたちでごった返すこの場所も、こんな真夜中じゃ客は俺だけ。突然、棚の向こうに人影が見えた。「なんだ、俺の他にもお客さんいるじゃん!」、と思ったのもつかのま、その人影は品出しをしている店員さん。俺を見つけるやいなや、一瞬驚いたような表情を見せたあとで、取って付けたような「いらっしゃいませ〜」。結局3人の店員さんすべてに、同じようなリアクションをされる。 品出しという仕事がある店員さんはまだ救われてるのかもしれない。レジ係を担当している店員さんは、来るのかさえわからないお客さんをずっと立って待っていなくちゃいけない。貸し切りのスーパーをしっかり堪能した俺は、じょーじくんのえさになるきゅうりと半額になった菓子パンを持ってレジへ。しめて税込み88円。こんな安い買い物でホントすみませんと、こっちが謝りたくなってくる。それでもレジ係のおばさんは、久しぶりの出番に大はりきり。声高らかに、「こちらの商品、半額にさせていただきま〜す!」。そんな大きな声が、フロア中に響き渡る。 15分の滞在時間、俺だけに貸し切りになったスーパー。俺が帰ったあと、次のお客さんはいつ来るのか?
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