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| 2002年12月24日(火) ■ |
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| 「大型バスでGO!」なんて、信じられない… |
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毎日新聞の記事より。
【北海道警帯広署は23日、大型バスを盗み、帯広市内を60キロも無免許で乗り回していた同市内の男子高校生(17)を窃盗容疑で釧路地検帯広支部に送検した。少年は「大型バスを運転してみたかった」と供述したという。
調べでは、高校生は21日午後4時ごろ、市内の私立幼稚園の駐車場に止めてあった園児送迎用のバスを無人のすきに盗んだ疑い。車内にあったキーを見つけ出し、動かしたという。
幼稚園の通報で同署員が捜査したところ、約4時間後に近くに乗り捨てられたバスを発見。近くにいた高校生が盗んだことを認めたため、逮捕した。】
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この記事を読んで、僕は驚愕してしまいました。 高校生のくせに、無免許でバスを運転するなんて!という憤りよりも、無免許で、バスを運転できる(しかも60キロも!)とは、すごいなあ、と。 僕が普通自動車の運転免許を取ったのは、大学の入学式の前日でした。 それで、合格した直後に自分で車を運転して、1時間かかる新生活用のアパートに向かったのですが、産まれて初めて教官を乗せずに自分ひとりで車を運転して公道を走るというのは、ものすごいプレッシャーで。 もう、ハンドルにしがみついていたという感じ。 アパートに着いたとき、先導してくれた父親が「ラジオの音がえらく大きいなあ」と言ったのですが、実は、緊張のあまりラジオのボリュームにまで手が伸ばせなかったのです。今から考えると、情けない話ではあるのですが。
それを考えると、この高校生は勇気があるというか、無謀と言うか… 乗用車どころか、バスですからね。 もちろん、僕の記憶では北海道は道路が広くてまっすぐでしたから、運転しやすいのかもしれませんが、冬だから雪で滑ったりもするでしょうし。 そういえば、前にフライトシミュレーターにハマってしまい、「本物の飛行機を運転してみたい」という理由でハイジャックをしたとんでもない男がいましたが、バスを運転するゲームも、確かあったんですよね。 でも、こういうことがあると、また「ゲームの悪影響」とか言い出す人が出てくるんだろうなあ… いっそのこと、「人助けでGO!」とか作ってみたらどうでしょうか? 実際にできないことをゲームで体験して興味を持ってもらうという意味で。
またクリスマスらしくないものを書いてしまった…
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