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| 2002年09月27日(金) ■ |
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| 2002年9月27日。 |
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ZDnetの記事より抜粋。
【男性より女性の方が親になる前と後でWeb利用習慣が変わりやすい――米インターネット市場調査会社のcomScore Networksがそんな調査結果を発表した。
男親がよく行くのは玩具販売サイトとポルノサイト。男性の場合には、子供ができたからといってすぐにこの嗜好に変化が出るわけではないようだ。
一方、子供が生まれたばかりの女性や妊娠中の女性は子供に関係したサイトや家具販売サイトなどにアクセスすることが多い。「母親」は、最も急速に拡大しているネット利用者層の1つ。またオンラインショッピングを最も盛んに行う層でもある。
comCastは、過去6カ月間に親になったか、今後6カ月以内に親になる予定の人たちのWebサーフィン習慣を調査した。】
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なるほど、と思わされる記事。ただ、変わるのはWeb利用習慣というより、子供が生まれる前後の男と女の生活環境そのもので、それにともなってWebの利用の仕方が変わっているような気がするのですが。 今の一般的な慣習では、とくに女性の場合、子供が生まれてすぐの時期は、どうしても家で世話をしなければいけない時間が長くなりますし、それならネットで買い物とか情報収集をと考えるのも、いたしかたないかなあ、と。 しかし、ネットショッピングというのも、お金が目に見えないだけで、実際はお金がかかるわけですから、あまりストレス解消に使われると困ったものかもしれません。 僕が思ったのは、では、Webに文章を書いている人の傾向というのは、親になる前と後で変わってくるのだろうか?ということです。 たとえば、松田聖子が、結婚してからは実らない恋愛の歌が歌いにくくなり、離婚してからは結婚生活の幸せが歌えなくなり、ついには子供のことか、私生活的でない曲しか歌えなくなってしまったように、結婚したら恋愛日記が書きにくくなったりするものなんでしょうか? ネット界は、まだまだ歴史が浅いので、そのへんの統計は今ひとつわかっていないのですが、みんな、どういうふうに変わっていくのか、というのは、これから興味深いところです。 不倫は、いつまで続くのか?彼らは、いつまで手首を切り続けるのか? まあ、そういう系列に属する日記は、一般的にあまり長くは続かないようです。 そういう日記が終わってしまうことは本人たちにとって、けっして不幸ではないはずなんですけれどね。 そういう、環境の変化によって考え方が変わっていく生の姿を見られるというのは、とても興味深いところだと思うのです。 しかし、男性の場合には、子供が生まれるとWebの利用の目的は変わってくるような気がしますね。 生まれる前は、現実と係わる手段として。 そして、生まれてからは現実から逃れる手段として。
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