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2002年09月04日(水)
2002年9月4日。


ロイター通信の記事より。

【NTTドコモは、迷惑メール対策として、表題の最前部に「未承諾広告※」と記載されているメールを受信拒否にできるサービスを10月1日から始めると発表した。設定にかかるパケット通信料は無料。
 また、1月から提供していたドメイン指定受信サービスのドメイン指定件数も、9月24日から最大20件(従来は同10件)に拡大する。】

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 ああ、メールボックスにメールが来ただけで嬉しかった時代が懐かしい。
 この「未承認広告※」というメールを受信するたびに、「未承認なら、最初から送ってくるなよ!」と言ってやりたくなります。
 ホームページをやっていたりすると、なおさらスパムメールの数は増えてしまうわけで。
 ちなみに、この設定では、カギカッコがついていないと拒否できなかったり、「未承認 広告※」のように、スペースが空いていると、受信拒否できないとか。要するに、ちゃんと「未承認広告※」って書いているやつは、まだ良心的(?)なほうというわけで。
 はじめて郵便制度ができたときに、ハガキをもらった人。はじめて電話が通じたときに、電話で話した人。そして、はじめてパソコンをネットに接続したときに、もらったメール。
 どんなコミュニケーションツールも、最初はきっと便利なものだったんでしょうね。
 そのうち、どんどん鬱陶しいことが多くなってしまいます。ハガキはダイレクトメール、電話は宗教の勧誘、メールは「未承認広告※」。
ドコモになんとかしろ!といっても、なかなか難しいんでしょうね。
 しかし、逆にこれだけ迷惑メールが増えると、まともに読む人はほとんどいないんじゃないでしょうか。ほとんどの人がすぐにゴミ箱にスパムメールを放り込んでいるはずで。ダイレクトメールのように、スペースや資源をあまり無駄にしないだけ、マシなんでしょうか?
たくさんのメールのなかから、読みたいメールを探すのが大変。
 とはいえ、メールボックスに何も入ってないと、何か寂しい。
 メールマガジンもなんとなく下火になってきたような気がするし、ある意味、メールというのがごく普通のコミュニケーションツールになってきたのかもしれませんね。
 それにつれて「見たい時に見られるのがメリット」だったメールが、頻繁にチェックすることを要求されるようになりつつあるのは、なんだか厭になりますが。