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| 2002年08月31日(土) ■ |
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| 2002年8月31日。 |
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「週刊SPA!9月3日号」(扶桑社)の特集「モンスター個人サイト」管理人の恐るべき(?)素顔」のP46「次にブレイクする個人サイトはコレだ!」より一部抜粋。
【井上トシユキ氏「今って高齢者とか年金生活者も携帯を持ち始めてるじゃないですか。今後は、ジジババの個人サイトがあなどれない。ジジババは、ものすごく熱心にパソコンを学ぼうとしてる。2ちゃんねるの利用者も数%が70歳以上(笑)。」】
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確かに、今の話題の個人サイトって、基本的には発信者も受信者も10代後半〜30代前半がほとんどのような印象を受けます。でも、年齢層の広がりはこれから出てくるんじゃないかなあ。たとえば映画にしても、日本では戦前から戦後すぐにかけては「不良が観るもの」といわれていた時機がありますし、ゲームにしても、インベーダーゲームのころは、子供や若いサラリーマンがやるもので「ゲームセンターは不良の溜まり場」というイメージを持たれ、日本が世界に誇れる産業にまで成長するとは、誰も思っていなかったわけですから。 今や、映画が趣味の高齢者なんて、たくさんいるわけですし。 とくに、新聞の読者投稿欄に熱心に投稿する人たちにとっては、個人サイトというのは、まさにヒットしそうな気がします。技術的なところでついていけさえすれば、ですが。 発信するべき何か、を持っているのは、必ずしも若い人ばかりではないでしょうし、むしろ高齢者の経験を共通の資産として残すという意味でも、単なる老後の愉しみという意味でも、これからは高齢者の個人サイトはどんどん増えていきそうな感じ。 ただ、若いうちは、世界に対して言いたいことがあるけれど、経験で消化することができず、年をとると経験で物事を捉えることができるけど、興味の範囲が自分の身の回りのことに限局されてしまうことが多いようです。 正直、知らない人の愛孫の写真なんて、あんまり興味もてないもんなあ。 まあ、身の回りのことを書くのが悪いなんてことは、別にないんですけど…
結局、個人サイトへの興味の大部分は、管理人に対する興味、なのかもしれませんね。
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